台数が少ない故に超有名なクルマと、少ない故にあまり知られないクルマが存在する。〇〇の派生モデルだよね、と言いたくなる気持ちを抑え、一度体験してみようではないか。
トヨタの「オリジン」に対する当時の思いを知り、ふと思う。ひょっとして方向性こそ違えども、量産価格に対して採算が合わなかったLFAのようなクルマなのではないかと。
登場がM3カブリオレでないことを残念に思いつつも、335iとB3の関連性を知れば、こちらの方が面白い比較と成り得るのだ。
映画で恋仲となるヒロインと相手役が、去り際にタイミングが少しずれてお互いを振り返ることがある。貴方はクルマを離れる時、普段用途のクルマでも、そうなれていますか?
ある人はマセラティらしさを思い、ある人はフェラーリを想起。ある人は「とある映画」を連想し、またある人はピニンファリーナを讃える。5代目、伝説が詰まりすぎている。
「畏敬の念を抱く」という言葉がふさわしいのかもしれない。この12気筒の快楽さを一度覚えてしまえば、その走り出す前の独特なスターターの音だけで脳汁が垂れるのだ。
普通車と言えば「たった4つ」のタイヤの上に塊が乗った状態で走る。その走りをBEVだろうがなんだろうが「良い車は良いクルマ」として評価が下されていくべきなのだ。
オールテレイン、ダカール、ステラート、オールロードクワトロ。RESENSE読者なら瞬時にカタチとメーカーが浮かんだことだろう。これは伝説のクワトロを想起させる。
中くらいサイズのクロカン4駆。軽でもなく、大きすぎず。このスズキのマーケット開拓が今街中に溢れかえるミッドサイズSUVに繋がっているとしたら見方はきっと変わる。
化粧映えする顔、というのは確かにあるそうだ。DSGはどこか日産GT-Rを思わせ、MTならマツダ・ロードスターを匂わせるというのは、まさに化粧映えと表現したい。
街中でFFを目にしたとき、「あぁFFか」と「あの人ほかにどんなクルマ持っているんだろう」では、クルマとカーライフに対する造詣深さが一瞬で露呈するかもしれない。
海外に馴染みのない人がいきなり銃社会のアメリカ本国に渡るのはある種の冒険だ。何事にも順序があって、まず近くのアメリカ村やアメリカ通りの雰囲気から始めてみよう。