アストンマーティン・ヴァンテージに7速マニュアル・トランスミッションを組み合わせると立ち位置がぐっと変化する。新エンジンを味わい尽くす魔法のツールが7速MTなのだ。
ロータス・エリーゼに乗らずして、ドライビングプレジャーを語ることはできない。タイトベンド連なる峠道を存分に走らせて、そう断言する。あまりにもピュアな車であった。
アウディRS7スポーツバックの二面性、いや多重人格ぶりに驚く。そろりと歩みを進めるかと思いきや目に見えるものすべてにパンチを食らわせる。クールな技術をもって。
フィアット500は、スペックや安全装備では語り尽くせない車である。2気筒ツインエアターボによる味わい、デュアロジックの人間味。現代の名車と言ってよいだろう。
メルセデスAMG E63は、そのオンとオフの違いが乗り手を驚かす。E63とE63 Sの違いを整理しつつ、モードによるキャラクターの豹変にフォーカスする。
フェラーリF355は、「一度乗っておくべき」と断言できる名車である。時代が生んだ芸術作品を、内外装、パワートレイン、そして2022年現在の市場相場から見つめる。
アウディR8クーペV10プラスは、「有りそうで、他にない」アウディにしか作ることの出来ないスーパーカーだ。インテリジェント。こんな車を愛せる人にありたい、と思う。
メルセデス・マイバッハSクラスは、率直にいってSクラスと似通うところが多く感じられる。実際に乗ってみると? マイバッハらしさとは? 前後席に乗り込み検証した。
ポルシェ・パナメーラ4の試乗記。ポルシェがパナメーラを「スポーツカー」と言い切る理由がはっきりとわかった。そもそもスポーツカーとは何か? を考え直す好機となった。
ポルシェ911カレラ(997世代/後期)の試乗記。このモデルこそ、「最後の911らしい911」と主張する向きも多い。そう言われるのは何故なのか? 一般道とワインディングで探った。
ジャガーFタイプの内外装から、贅肉の一切を研ぎ落としたアスリートのしなやかな体の動きを思い浮かべた。走りもしかり。スポーツカー・デビューには、この車が最適といえそうだ。
ロータス・エヴォーラは、ロータスの遺伝子に快適性、そしてV型6気筒の官能をミックスさせた、他に代わりのいない存在。どんな人に向いた車であるのかを、試乗で探った。