完成されすぎたがゆえに誤解されがちなGクラス。その本質に、走りで正面から応える一台がある。メルセデスAMGのG63。これは、エンスージアストにこそ薦めたい別物のGクラスだ。
スクエアなボディに宿るのは、612psのV12ツインターボ。見た目はクラシックなゲレンデでも、その正体は理性を超えたモンスター。AMG G65は、紳士の顔をした獣である。
M256をさらに進化させた3リッター直列6気筒ターボエンジンM256Mに高出力モーターと大容量リチウムイオンバッテリーを組み合わせたPHEVシステムを採用する。
搭載されるAMGハイパフォーマンスバッテリーは、高出力を頻繁に繰り返し発生できる能力と軽量構造を兼ね備えることで、クルマの総合的なパフォーマンスを高めている。
オプションのAMGドライビングパッケージ選択時は、AMGイエローブレーキ・キャリパーやハイグロスブラックのリアウイングスポイラーが装備され、よりスポーティな走行と迫力が増したエクステリアを形成する。
CLE53カブリオレは CLE200カブリオレ・スポーツと比べ、全長+5mm/全幅+75mm/全高+10mmと、前後にワイドフェンダーを採用、力強さを強調する。
V12エンジンがGクラスのボンネット下に収まらなかったとき、メルセデスAMGはどうしたか?そのまま斜めに押し込んだのだ。もはや兵器の香りすら漂うではないか。
A45S 4マティック+にファイナル・エディションが登場。クラス初のAMGグリーンヘルマグノ(マット)、日本限定のマットカラーや、ポーラーホワイトが採用される。
女子で一卵性双生児の恋愛観を耳にしたことがある。曰く、姉あるいは妹と「ここが違う」、そしてそこを好きになって欲しいと。
「畏敬の念を抱く」という言葉がふさわしいのかもしれない。この12気筒の快楽さを一度覚えてしまえば、その走り出す前の独特なスターターの音だけで脳汁が垂れるのだ。
新型G 450 dとG 63が発表され、伝統はそのままにISG搭載による電動化や、新世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」など快適性も向上。
メルセデスAMG CLE 53 4マティック+クーペ(ISG 搭載モデル)が早速CLEに追加された。AMGらしさを強調するため前後にワイドフェンダーを採用する。