いまのAMGにはない荒々しさと、ただのSクラスでは足りない密度。贅沢も、快適も、速さも無駄だと言われるかもしれない。でも、いいじゃないか。男のロマンは自己満でいい。その全部が、このS63にはある。
「畏敬の念を抱く」という言葉がふさわしいのかもしれない。この12気筒の快楽さを一度覚えてしまえば、その走り出す前の独特なスターターの音だけで脳汁が垂れるのだ。
6代目(W222型)メルセデスAMG S63カブリオレ4マティック・プラスは、快楽、快適性など、これ以上何を望もうかと思えるほど、全てを兼ね備える。