大まかに分けて2代目にあたるレンジローバー・スポーツの価格の落ち着き、実用性の高さ、それでいて色濃いレンジローバー感は、ユーズドカー好きを楽しい気持ちにさせる。
2代目に世代交代したのは2013年。2012年にフルモデルチェンジしたレンジローバーと同じオールアルミ・モノコックボディを採用。5リッターV8スーパーチャージド/3リッターV6スーパーチャージドに加え、3リッターV6ディーゼルターボも加わった。この記事の主役も2代目にあたる。そしてディーゼル搭載車だ。
ボディサイズはレンジローバー・ヴォーグが全長×全幅×全高:5005×1985×1865mm/ホイールベース:2920mmであったのに対し、レンジローバー・スポーツは4855×1985×1800mm/2920mmとなる。車両重量は2390kgに対し2290kg。
シートもヴォーグより張りがある。ヴォーグはスプリングが入っているような、どこか懐かしい柔らかさがあるが、スポーツは適度に跳ね返し、形状もホールド性を重視しているようだ。
京都の街なかでは、サイズ感も光った。もちろん小ささならばイヴォークに譲るが、コインパーキングなどでも、視界がよく、巨体をもてあそんでいるような気持ちにはならなかった。
SPEC
レンジローバー・スポーツ
- 年式
- 2017年
- 全長
- 4855mm
- 全幅
- 1985mm
- 全高
- 1800mm
- ホイールベース
- 2920mm
- トレッド(前)
- 1700mm
- トレッド(後)
- 1690mm
- 車重
- 2290kg
- パワートレイン
- 3リッターV型6気筒ターボディーゼル
- エンジン最高出力
- 258ps/3750rpm
- エンジン最大トルク
- 600Nm/2000rpm
- サスペンション(前)
- ダブルウィッシュボーン
- サスペンション(後)
- マルチリンク
- タイヤ(前)
- 275/45 R21
- タイヤ(後)
- 275/45 R21