ジャガーFタイプの内外装から、贅肉の一切を研ぎ落としたアスリートのしなやかな体の動きを思い浮かべた。走りもしかり。スポーツカー・デビューには、この車が最適といえそうだ。
ロータス・エヴォーラは、ロータスの遺伝子に快適性、そしてV型6気筒の官能をミックスさせた、他に代わりのいない存在。どんな人に向いた車であるのかを、試乗で探った。
ポルシェ・ボクスター(987型)とポルシェ718ボクスターGTS(982型)の比較試乗。同一車名、同一パッケージながら違いは極めて大きい。
英国発のSUV。中でも最高峰といえるロールス・ロイス・カリナンとベントレー・ベンテイガ。2台を比較試乗し、個性を浮き彫りにする。
アルファ・ロメオSZに、2022年の今の視点で試乗してハッとさせられた。この車の魅力は、デザインやヒストリーに纏められがちだが、違う。鮮烈な走りにこそ圧倒的個性がある。
「2ドアクーペ」というイメージからかけ離れた概念をもつロールス・ロイス・レイス。この巨大なパーソナルカーは、すなわち究極のパーソナルカーである事を、試乗で証明した。
同じ996世代のポルシェ911GT3とカレラ4Sカブリオレを比較試乗。それぞれの違い、いずれかにしかない突出したポイントを探った。同じ911だということが憚られるほどの違いだった。
思い描く「ザ・フェラーリ」とはちょっと違う見た目の「GTC4ルッソT」。フェラーリ・フォー〜GTC4ルッソを経てGTC4ルッソTになった系譜をスペックで学び、この車の存在意義がどういった所にあるのかを試乗で見出す。
いつのまにかデビューから7年の歳月がすぎたマクラーレン540Cに、2022年の今乗ることで、これまで経験していなかったことを後悔。それほど車好きを喜ばせてくれるピュアなキャラクターである事を再認識した。
2007年に日本でデビューしたBMW M3(E90型)を、2022年の今、改めて試乗。内外装は主張しすぎず、それが奥ゆかしい。それでいて走りは堪能的。今だからこそ光る、「いい時代のM3」をじっくりと堪能する。
マセラティ・グラントゥーリズモのオープンエアタイプ「グランカブリオ」。自然吸気のV8や6速AT、そしてオープン。こんな甘美な車が他にあるのか…。ため息のでるもはや芸術作品。
マクラーレン720Sパフォーマンスの試乗記。同社の他のラインナップを明らかにしつつ、ライバルとも比較。エンジンフィールや乗り心地などに着目。今、魅力的に感じる理由を探る。