F10世代のアルピナD5がこの記事の主役。現代のアルピナとは異なる、濃密な「アルピナ・テイスト」を感じた。価格が落ち着いている今、趣味を深掘りする絶好の機会だ。
ポルシェ911カレラ(992型)の試乗記。911らしさはあるか?カレラにしかない魅力は?というのが今回の主眼。十分に満足でき、個性が浮き彫りになった。
ポルシェ911ターボ(996)に改めて試乗することで、2000年前後にしかなかった味わいが引き立ち、それを当時よりも深く理解できるようになっていることを知る。
レンジローバー・ヴォーグとディーゼルエンジンの組み合わせは素晴らしい。さらに素晴らしいのは、2020年という最終モデルイヤーの成熟だ。まさに「有終の美」である。
BMW M4クーペ・コンペティションxドライブは、一言でいって「サイボーグ」のようだ。技術によって驚異的な速度域におけるスタビリティとアジリティを実現する。
メルセデス・ベンツCLSはデザインコンシャスだと発表時の資料に記される。だからといってメルセデスらしさはスポイルされず。それゆえ両者が引き立つのである。
メルセデスAMG GT 4ドア・クーペ63 S 4マティック+は、全てを兼ね備えている。全体としてはスポーツ寄りだ。
フェラーリ・ポルトフィーノを、カリフォルニアTと比べざるを得ない。そして見えてくるのは、全領域における完成度の高まり。そして一部は突出している点だ。
レンジローバー・スポーツSVRジャパンSVエディションの試乗記。炸裂する5リッターV型8気筒スーパーチャージド・エンジンを安楽に味わうというギャップに酔った。
マセラティ・レヴァンテSの2021年モデルは、ひっそりと熟成していた。ロイヤル・エディションは、魅力をさらに底上げしてくれていた。耳で、目で、それを体感した。
ポルシェ・カイエン・ターボS(958型)を、パワーで重さや大きさをかき消すだけの車だと思うべからず。ハンドリング、ブレーキングはスポーツカーさえ顔負けである。
ジャガーEタイプには、いつも感動させられる。それが50年を経ようとした今であっても。隙のない美しさと揺るがぬグランドツーリング性能は、多くの人を虜にした。