アウディA5/A5アバント TDIのターボディーゼル追加で限定モデルの発売も

新開発のHVシステムMHEV plusテクノロジー採用により加速性能が向上し、燃費はセダンで17.7km/L、アバントで17.4km/L(WLTCモード)を達成。

新開発のHVシステムMHEV plusテクノロジー採用により加速性能が向上し、燃費はセダンで17.7km/L、アバントで17.4km/L(WLTCモード)を達成。

アウディは、A5/A5アバントシリーズにTDI直噴ターボディーゼルモデルを追加した。またこのTDIモデルの導入を記念して、限定モデル「エディション1」も設定。

メーカー希望小売価格(税込)はそれぞれ716万円/741万円で、限定モデルは856万円/881万円となる。

搭載される2L TDI直噴ターボディーゼルエンジンは、最高出力204ps、最大トルク400Nmを1750~3250rpmの間で発揮。

EA288 evo世代となるこの2L TDIエンジンは、先代モデルから燃焼を最適化したエンジンをシリンダー内圧センサーとともに受け継いでおり、排出ガス処理のためにツインドージングを採用し、エンジンのスムーズな運転のために2本のバランスシャフトを備え、AWDクラッチ付きクワトロ四輪駆動と7速Sトロニックトランスミッションが組み合わされる。

アウディA5/A5アバント TDIのターボディーゼル追加で限定モデルの発売も

新開発のハイブリッドシステム MHEV plus テクノロジー

新開発の48ボルトMHEV plusシステムは、一部の限定的な条件においては完全な電動走行も可能な、効率的な新世代の内燃エンジンテクノロジーとして、2L TDI直噴ターボディーゼルのエンジン出力204ps仕様とスポーツグレードS5に搭載され、内燃エンジンの効率を向上させ、走行性能をサポート。

この新しいシステムは、従来のMHEVシステムと比較してCO2排出量と燃料消費に大幅なメリットをもたらし、システムを構成するPTG(パワートレインジェネレーター)は、トランスミッションのアウトプットシャフトに接続され、内燃エンジンの出力に、最大24psの電力を追加し、減速時には最大25kWのエネルギーを回生。

その結果、特定の条件下では完全な電動走行が可能となり、燃料消費の削減に寄与。さらに、電動エアコンプレッサー作動時には、車両が信号待ちで停止し内燃エンジンがオフになっているときでも、空調システムを作動することができる。

また、MHEV plusシステムを搭載するモデルは、ブレーキペダルとブレーキの油圧システムが完全に切り離されているiBRS(統合型ブレーキ制御システム)により、初期の減速は摩擦ブレーキを使わずに、回生ブレーキでのみ行われ、ブレーキペダルを踏み込むと摩擦ブレーキが作動するが、ブレーキの感触は変わらない。

アウディA5/A5アバント TDIのターボディーゼル追加で限定モデルの発売も

導入記念限定モデル

新型A5 TDIの日本導入を記念して作られた限定モデルA5/A5アバントTDIエディション1を同時に発売。

ダークAudi rings &ブラックスタイリングパッケージ、ライティングパッケージ、テクノロジーパッケージプロを装備するSラインをベースに、限定モデルのために用意されたマグネシウムグレーがアクセントになるフロントエアインレットと、ディフューザートリム、3色の色分けが施された20インチブラックメタリック&マットネオジムゴールド ポリッシュトのAudi Sport製マルチスポークSデザインアルミホイールが、エクステリアのハイライトとなっている。

ボディカラーはマグネットグレー、グレイシアホワイトメタリック、ミトスブラックメタリック、アスカリブルーメタリックの4色を用意。

インテリアカラーは、ともにパステルシルバーを特別採用しており、いずれも人気の高いパッケージを標準装備。

アウディの新世代TDIモデルの発売を記念する、個性と魅力を兼ね備えた限定モデルだ。

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