V60シリーズは、同社を象徴するステーションワゴンモデルとして2024年には日本国内で約2200台を販売するなど、XC40、XC60に続いて根強い人気を誇る。
新しいインターフェイス
ボルボは、V60および、クロスオーバーモデルのV60クロスカントリーの仕様と価格を一部変更して、発売を開始した。
安全面では、高速道路などでの走行時に車間距離の維持、車線保持やステアリング操作を支援するパイロットアシストに「エマージェンシー・ストップ・アシスト機能」が追加された。
この機能は、パイロットアシスト作動中に、ドライバーが両手でステアリングホイールを握るよう求められても反応しない場合に、自動で車を安全に停車させる機能だ。
ボディカラーには、新たに「オーロラシルバー」「フォレストレイク」の2色が加わり、メーカー希望小売価格(税込)はV60が659万円~919万円、V60クロスカントリーは804万円となる。
今回新しくなった「V60」と「V60クロスカントリー」のセンターディスプレイのグラフィックは、最新のボルボ車に採用されている新しいインターフェイスとなった。
必要な機能やよく使う機能に直感的かつ素早くアクセスできるようになり、より快適な次世代のユーザー・エクスペリエンスを提供。
さらに、Qualcomm Technologies社の次世代のコンピューター基盤Snapdragon Cockpit Platformの導入により、Google を搭載したインフォテインメントシステムは、従来と比べて2倍以上の情報処理速度と10倍のグラフィック生成速度を実現。
マップの拡大やアプリの切り替えなどの操作がこれまで以上に高速かつスムーズになり、直観的でストレスのない操作を可能にし、加えて、ドライバーディスプレイ(DIM)のグラフィックスも刷新され、速度や航続距離などの重要な情報がこれまで以上に見やすく確認できるようになっている。