スーパースポーツカーにおいて完全なハイブリッド化を実現した世界初の自動車ブランドとして、ランボルギーニは新たな業界の基準を打ち立て続けている。
東京発
ランボルギーニは「Lamborghini Esperienza GIRO Japan 2025」を開催し、今年はスーパースポーツカー23台が集結し、特別なドライビングツアーとなったと発表。
そのうち13台は、パフォーマンス、スポーティさ、そしてドライビングプレジャーにおいて新たなパラダイムを確立した、ランボルギーニ初のプラグインハイブリッドHPEV(ハイパフォーマンス EV)「レヴェルト」となった。
北海道の美しい自然が広がる道央および道南エリアを約500kmにわたって走行し、壮大な景観の中でランボルギーニの最新モデルがその真価を発揮。
今回のラインナップには、ランボルギーニのデザインDNAの礎を築いた伝説的な「カウンタック」の50周年を記念するモデル「カウンタックLPI 800-4」、圧倒的なパフォーマンスと快適性、高い効率性を兼ね備え、スーパーSUV として注目を集めた「ウルス」初の PHEV「ウルスSE」、さらに、ランボルギーニ初のオールテレイン(全地形対応)スーパースポーツカーである「ウラカン・ステラート」も参加し、多彩な魅力を放った。
Lamborghini Esperienza GIRO は、オーナーの方々が所有するランボルギーニで、美しいロケーションを巡るドライビングツアーとして、イタリアをはじめ、アメリカ、中国など世界各国で開催されている。
日本では2017年に名古屋・大阪での初開催を皮切りに、2022年は信州、2023年は京都・奈良、昨年2024 年は沖縄を舞台に開催し、今回で8度目の開催となる。
Lamborghini Esperienza GIRO Japan は、ランボルギーニ正規ディーラーで購入の顧客のみが参加可能な特別なイベントだ。
旅の道中もランボルギーニでしか味わうことのできない最高の走りを存分楽しむために、イタリア本社でトレーニングを積んだテクニシャンが帯同し、万全なバックアップ体制を整える。
また、走行前後に的確なメンテナンスを正規ワークショップでサポートしている点も、好評だという。
旅のスケジュール
新千歳空港に隣接する「ポルトムインターナショナル北海道」をスタート地点に全国からランボルギーニが集結し、ツアーが開幕。
ポルトムインターナショナル北海道を出発した後、花崗閃緑岩の見事な岩波を削り複雑な段々を形成してできた三階滝に立ち寄り、ユネスコ世界ジオパークに認定されている洞爺湖有珠山ジオパークに足を踏み入れた。
その後、円錐型の成層火山で富士山に似た美しい姿から「蝦夷富士(えぞふじ)」と呼ばれ親しまれている羊蹄山を横目に、宿泊地となる「パークハイアットニセコ HANAZONO」を目指す。
ホテルでは、ウェルカムディナーが盛大に開催され、アイヌの伝統的なパフォーマンスが披露されるなど、北海道ならではの文化とおもてなしを満喫するひとときとなった。
2日目のドライビングツアーは、石狩湾に面した国内有数の港湾都市であり、北海道の海の玄関として経済基盤を築き発展した小樽を巡るコース。
「パークハイアットニセコHANAZONO」を出発し、1972年にアジアで初めて開催された冬季オリンピックのメイン会場の一つとなった大倉山ジャンプ競技場に立ち寄りながら小樽を目指した。
小樽では、小樽運河クルーズで楽しみながら、小樽ならではの歴史や文化に触れ、ディナーでは、GIRO JAPAN では初となるGLAMPING PARTY を開催し、BBQを中心に展開されたメニューと共にアウトドアでの楽しいひと時を過ごした。
最終日は、「パークハイアットニセコ HANAZONO」を出発し、洞爺湖有珠山ジオパークを抜け、新千歳空港を目指すコース。
洞爺湖有珠山ジオパークは、北海道にある洞爺湖及び有珠山を中心とした周辺地域に広がり「変動する大地との共生」をテーマとしたジオパークだ。
最終日は、洞爺湖有珠山ジオパークの東側に位置するエリアでの自然やその地域に生活する人々の暮らしを感じながら、帰途に就いた。