新型は第8世代をベースとし、内外装のアップデートに加えて、先代から強化されたエンジン出力と高度な電子制御シャシーを与えられ、クラスの常識を超えた性能を提供する。
新型「ゴルフR」と「ゴルフRヴァリアント」
フォルクスワーゲンは、ゴルフ最上級グレードの新型「ゴルフR」と「ゴルフRヴァリアント」の発売を予定。
メーカー希望小売価格(税込)はゴルフRが704万9000円~749万9000円、ゴルフRヴァリアントが712万9000円~757万9000円。
注目のポイント
新デザインのLEDヘッドライト、イルミネーション付きVWエンブレム、リアコンビネーションランプ、そして新形状のバンパーやベンチレーショングリルが、よりシャープでスポーティーな印象を与え、さらに、1本あたり8kgと軽量な新19インチアルミホイール、ヴァルメナウをオプションで選択可能。
インテリアでは、タッチ式スイッチや大型のパドルシフトを備えたステアリングホイールや、中央に大きく回転計を配する専用デザインのデジタルメータークラスターなど、Rモデルだけのエレメントで視覚面・機能面での大きな差別化を図る。
シートはヘッドレスト一体化のスポーツシートで、ベースはブラック/ブルーのR専用デザインのマイクロフリースシート、「Rアドバンス」はシート側面部分にカーボン調エレメントを配したナパレザーシートを標準装備した。
新型「ゴルフR」/「ゴルフRヴァリアント」のパワートレインは、EA888エンジンファミリーとしてもっとも高出力なチューニングが施されており、最高出力の333psを5600~6500rpmで発生させる。
全域で力強いエンジン特性を実現するとともに、ターボラグを感じさせないレスポンスの良さも強調され、吸排気可変バルブタイミング機構、排気側の2段階バルブリフト量可変機構を備え、電子制御化されたクーラント制御の採用や徹底した内部損失の低減などによって、パフォーマンスと環境性能を高い次元で満たし、0-100km/h加速タイムは4.6秒。
このエンジンに組み合わされる4モーションはRパフォーマンス・トルクベクタリングを備え、左右後輪のトルク配分を0~100%の間で調整可能だ。