M5ツーリングは、過去に第3/第5世代に設定されているが、両モデルとも日本での正規輸入販売は行なっておらず、今回発表の新型が日本で初の正規導入モデルとなる。
M5ツーリング全面改良
BMWは、M5ツーリング(全面改良)を追加し、販売を開始する。
ハイ・パフォーマンス車両を手掛けるM社が開発したM5ツーリングは、ハイ・パフォーマンス・プレミアム・ミドル・セグメント・セダン「BMW M5」をベースに、荷室容量を増やしたステーション・ワゴン・タイプのモデルであり、先進のデジタル技術、高い安心、安全性、快適な機能を提供し、ビジネス・シーンのみならず、スポーツやレジャーといったあらゆるシーンにおいて、すべての望みを多彩な才能で実現するモデルだ。
日本仕様において、独自に、高品質、高機能装備を標準装着とした上で、車両本体価格を先代モデルのBMW M5セダンと同様、かつ本年発表の新型BMW M5セダンと同価格1998万円にて販売する。
高品質面では、BMWインディヴィジュアルレザー・メリノ・シートやアルカンターラ・ヘッドライナーに加え、最高の音響空間を提供するバウワーズ&ウィルキンスダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムを標準装備。
高機能面では、アクティブ・シート・ベンチレーション(前席)や4ゾーン・エアコンディショニングを標準装備し、スポーティなMモデルながらも、BMWラグジュアリー・モデルに相応しい快適性を提供する。
新型M5ツーリングは、4.4リッターのV型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンに、M専用プラグイン・ハイブリッド・システムであるMハイブリッドシステムを搭載し、さらに、M専用4輪駆動システム「M xドライブ」を搭載するなど、サーキット走行における最高の運動性能と、プレミアム・セグメントにおけるラグジュアリー・スポーツ・ツーリングとしての優れた安全性および快適性の要素を合わせ持つ。
パワーは、Mモデル専用4輪駆動システムM xドライブとドライブロジック付き新型8速Mステップトロニック・トランスミッションを介して路面に伝達され、システム・トータルの最高出力は727psとなる。