マセラティ・グラントゥーリズモMCストラダーレはこの先、絶対に忘れられない車であると断言する。強い依存性と隣り合わせで、ある種の「儚さ」がある。他に存在しない。
マクラーレンGT。外観と乗り心地のギャップに裏切られ、その落ち着きと怒涛の走りのギャップにも裏切られ。他には存在しないスーパーカー、いやグランドツアラーである。
アルファ・ロメオ・トナーレは、驚くほど「昔ながら」のアルファ・ロメオなのである。ひと言で「小粋」。乗れば必ず笑顔になり、ひとしきり走らせたあとには元気になる。
レンジローバー・ヴェラールは、イヴォークとスポーツの中間に位置する。走りも内外装もレンジローバーに新たな価値を付加した。
6代目(W222型)メルセデスAMG S63カブリオレ4マティック・プラスは、快楽、快適性など、これ以上何を望もうかと思えるほど、全てを兼ね備える。
F10世代のアルピナD5がこの記事の主役。現代のアルピナとは異なる、濃密な「アルピナ・テイスト」を感じた。価格が落ち着いている今、趣味を深掘りする絶好の機会だ。
ポルシェ911カレラ(992型)の試乗記。911らしさはあるか?カレラにしかない魅力は?というのが今回の主眼。十分に満足でき、個性が浮き彫りになった。
ポルシェ911ターボ(996)に改めて試乗することで、2000年前後にしかなかった味わいが引き立ち、それを当時よりも深く理解できるようになっていることを知る。
レンジローバー・ヴォーグとディーゼルエンジンの組み合わせは素晴らしい。さらに素晴らしいのは、2020年という最終モデルイヤーの成熟だ。まさに「有終の美」である。
BMW M4クーペ・コンペティションxドライブは、一言でいって「サイボーグ」のようだ。技術によって驚異的な速度域におけるスタビリティとアジリティを実現する。
メルセデス・ベンツCLSはデザインコンシャスだと発表時の資料に記される。だからといってメルセデスらしさはスポイルされず。それゆえ両者が引き立つのである。
メルセデスAMG GT 4ドア・クーペ63 S 4マティック+は、全てを兼ね備えている。全体としてはスポーツ寄りだ。