異文化が融合したこの稀有な芸術は、顧客を迎える招待制のスペース、プライベート・オフィス・上海を通じて、ファントム、カリナン、スペクターの3モデルで実現された。
イグアスブルーのカリナンは、雲の上を走るような浮遊感と、自ら操りたくなる繊細さを兼ね備えた存在。ショーファーカーでありながらドライバーズカーでもある、その一見矛盾した魅力を映し出す。
カリナン・デイジーは静かな自信を湛え、豊かな象徴性を携えながら、現代的な仕上がりとなり、控えめで思慮深いコントラストを通じて感情を捉える新たなビスポークを体現。
「ロールス・ロイスは後ろに乗るもの」。その常識に、ロールス・ロイス自ら異を唱えたクルマ、それがブラックバッジだ。
ブラック・バッジらしさに欠かせないダークで原始的な要素を極限まで表現、さらに大胆な解釈でロールス・ロイスを表現するドラマチックで主張の強いコーチワークが存在する。
カリナン・シリーズIIは、新しい技術/新素材/細部まで考え抜かれたデザインアップデート、そしてビスポークによる創造性に富む自己表現の機会を融合して更に進化する。
英国発のSUV。中でも最高峰といえるロールス・ロイス・カリナンとベントレー・ベンテイガ。2台を比較試乗し、個性を浮き彫りにする。