過去最高額でオークション落札 マセラティMC12ストラダーレ 生産台数は50台

「MC12ストラダーレ」は、生産台数はわずか50台(2004 年に25台、翌年に25台)という希少性とともに、マセラティを象徴する究極のパフォーマンス、卓越したエンジニアリング、そして大胆なヴィジョンを体現したモデルだ。

「MC12ストラダーレ」は、生産台数はわずか50台(2004 年に25台、翌年に25台)という希少性とともに、マセラティを象徴する究極のパフォーマンス、卓越したエンジニアリング、そして大胆なヴィジョンを体現したモデルだ。

モデナ発

カリフォルニア州で開催されたモントレー・カー・ウィーク2025期間中、ブロード・アロー・オークションズ(ハガティ社の子会社)主催のモントレー・ジェットセンター・オークションにて、マセラティの2005年式「MC12ストラダーレ」が、過去最高額となる520万ドルで落札された。

排気量5988ccのV12エンジンを搭載し、最高出力は630㎰/7500rpmに達する。

ホワイトのボディにブルーのアクセントを施したデザインは、1959年から1961年にかけて製造されたマセラティ「バードケージ・タイプ61」への敬意が込められており、デビューから20年を経た今もなお、世界中の愛好家やコレクターを魅了し続けるスーパーカーだ。

過去最高額でオークション落札 マセラティMC12ストラダーレ 生産台数は50台

今回のオークション結果は、同モデルの従来の最高額を37%上回り、「MC12ストラダーレ」がマセラ
ティ史上、最も高値で取引された一台となり、まさに、時代を象徴する名車の不朽の価値が、ここで
改めて証明された。

「MC12ストラダーレ」は、FIA GT選手権において2004年から2010年まで圧倒的な存在感を放った
「MC12 GT1」をベースに、公道仕様として開発したモデル。

「MC12 GT1」は、コンストラクターズカップ2回、ドライバーズチャンピオンシップ5回、チームチャンピオンシップ6回、さらにスパ24時間レースでの3勝を含む、通算14タイトル・22勝という輝かしい戦績を誇る。

こうしたモータースポーツとの強い結びつきこそが「MC12」の伝説を築き、先進技術、時代を超えたデザイン、そして世界最高峰のパフォーマンスの象徴となった。

過去最高額でオークション落札 マセラティMC12ストラダーレ 生産台数は50台

モントレー・カー・ウィーク2025での高い評価は、このモデルのコレクターズカーとしての価値のみなら
ず、スポーティな伝統、希少性、そして技術革新を融合させたスーパーカーへの世界的な関心の高まりを反
映。

ブランドの真価や歴史が重視される現在の市場環境において、マセラティはリーディングカンパニーとして
の地位を改めて確立している。

現行の限定生産モデル、例えば新型「MCエクストレーマ」などを通じて、トライデントは情熱と誇り、そして時代を超えたパフォーマンスの象徴として輝き続けていく。

デザイナーが語るマセラティMC12

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