レーシングシーンを彷彿とさせるデザインが印象的である一方、リヤシートには大人3名が座れるスペースを確保しており、日常使いでの優位性も兼ね備えた限定車となる。
限定車「M3 CSツーリング」
BMWは、Mモデルの限定車「M3 CSツーリング」を日本国内において30台限定での導入しメーカー希望小売価格(税込)2098万円で発表。
M3 CSツーリングは、M3コンペティション M xドライブ・ツーリングをベースに、約20kgの軽量化、約20psの出力向上を実現しており、モデル名内のCSは、Competition Sport(コンペティション・スポーツ)の略だ。
デザイン
M3コンペティション M xドライブ・ツーリングをベースに、ボンネットにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用し軽量化を図り、さらに、キドニー・グリル、エア・インレット、ドアミラー・キャップ、ディフューザー等にもCFRPを採用。
またヘッドライト点灯時にデイ・ライトがイエローで発光する機能を備えたアダプティブLEDヘッドライトを装備し、テールゲート等のモデル・バッチは、ブラックをベースにレッド・アクセントを利かせることで特別感を演出。
インテリアは、センター・マーク付きのMアルカンターラ・ステアリング、Mカーボン・ファイバー・トリム、専用CFRP製センター・コンソール、前席にMカーボン・バケット・シート等を採用する。
ドライビング・ダイナミクス
M3コンペティション M xドライブ・ツーリングに搭載されるエンジンをベースに、ブーストアップ等のチューニングを施すことで、出力を約20ps向上し550ps、さらに、軽量化の実現により、0-100km/h加速は3.5秒を実現。
シャシーは、同モデルをベースに、路面追従性、キャンバー強度、ダンパーのレスポンスを向上させるため、ボール・ジョイント箇所を4ヵ所増加し14ヵ所とした。
エンジン・マウントやギア・ボックスのベアリングを強化、専用サスペンション、専用スタビライザー、低重心化、レッド・ハイグロスのMカーボン・セラミック・ブレーキを標準装備することで、サーキットにおける究極のドライビング性能を発揮する。