同社史上、最も速く、最もパワフルなオープントップシリーズの量産モデルであり、クーペモデルと並び、販売中の量産モデルの中でも最速、最強のフロントエンジン車となる。
INDEX
待望の新型モデル
アストン・マーティンの新型5.2リッターV12エンジンは最高出力835ps、最大トルク1000Nm、最高速度345km/h(214mph)を発揮。
クーペの持つ荒々しいまでのスリルとオープンエア走行で、直感に訴えかける他では得られないドライビング・エクスペリエンスが体感できる。
新型ツインターボチャージャーを搭載した5.2リッターV12
ヴァンキッシュが搭載する最新のV12エンジンは、2500rpmで最大トルクを発生。
これは先代モデルの必要としたエンジン回転数のちょうど半分で、2500-5000rpmで最大トルク1000Nmを維持しながら、最高速度は345km/hに達する。
パワーは、最適な重量配分を考慮してリアアクスル内に配置したZF製8速ギアボックスが後輪に伝達し、クーペと同じ電子制御リアデファレンシャル(E-diff)が組み込まれている。
圧倒的なパワーを支えるカーボンセラミック・ブレーキ(CCB)システムも標準装備しており、重量は従来の鉄製ディスクより27kg軽く、寿命と耐フェード性が向上した。
デザイン – エクステリア
現代的なエレガンスさ、引き締まった体躯、広々としたたたずまい、流れるような曲線を継承。
軽量なKフォールドルーフは14秒で開き、16秒で閉じることができ、時速50km/h以下であれば、センターコンソールのエレガントなメタルスイッチで開閉操作が可能だ。
さらに、ルーフの開閉は半径2メートル以内であればスマートキーで遠隔操作が可能。特筆すべきは、クーペに直接匹敵するレベルの断熱性だ。
マトリックスLEDヘッドライトは、一体型のデイタイムランニングライト(DRL)と共に新しいライトシグネチャーを表現する。
デザイン –インテリア
ヴォランテにふさわしく、オーディオ機器はアストンマーティンのオーディオ・パートナーであるBowers & Wilkinsの最高のシステムを標準装備。専用にチューニングされ、シームレスに統合した15個のスピーカーとダブルアンプのサラウンドサウンドシステムが聴く人の心を虜にするサウンド体験を実現する。
ローレット加工のロータリー・ダイヤルは照光式ストップ/スタート・ボタンの周囲に配置、その横にはシャシー、ESP、エグゾースト、パーク・ディスタンス・コントロール用のプッシュボタンスイッチが並ぶ。
ヴォランテには、スポーツプラスシートを標準装備、オプションとしてカーボンファイバー製のパフォーマンスシートも用意した。