ベントレー・バトゥール「ザ・ブラックローズ」は、マリナーのビスポークスタジオが手がける、オーナーとマリナーのデザインチームがともに創り上げた特別なモデルだ。
ザ・ブラックローズ
ベントレーは、オーナーとともに創り上げる“コ・クリエーション”のオーダープロセスを象徴する特別な1台として、ローズゴールドの美しさをテーマに仕立てられたバトゥール「ザ・ブラックローズ」を発表。
この唯一無二の一台には、オーナーのためにマリナーが特別に調合した専用のメタリックカラー「ブラックローズ」を採用。グロス仕上げのベルーガカラーがアッパーボディを引き締める。
さらに、フロントグリルやエンドレスボンネットラインのブライトウェア、ミラーキャップ、ロワーボディキット、22インチのトリトンホイールには、サテンローズゴールドのアクセントをプラス。これらのホイールには、ブラックキャリパーを備えた迫力のカーボンセラミックブレーキが組み合わされている。
キャビンに足を踏み入れると、深みのあるダークトーンのレザー、ファシア、ファブリック素材が広がり、その中でローズゴールドの輝きが際立つ。
自動車業界初となる金属を層ごとに積み重ねて精密なパーツを作り出す革新的な製造方法であるベントレーの金属積層造形(AM)3Dプリンティング技術により、最大210グラムのホールマーク付き18Kローズゴールドが随所にあしらわれた。
ドライバーモードセレクターや、ベントレーの象徴であるオルガンストップ式のエアベントコントロール、さらにステアリングホイールのローズゴールド製インサートマーカーなど、運転時に触れる主要なポイントに施され、ビスポークの精緻なクラフツマンシップを際立たせる。
ローズゴールドの輝きを引き立てるのは、深みのある素材が織りなす調和のとれた空間で、リッチなベルーガレザー、チャコールグレーのツイードファブリック、そしてエクステリアと呼応するブラックローズメタリック塗装が施されたヴェニアが、キャビン全体をシックで洗練された雰囲気に包み込む。
自動車業界初となる3Dプリントによるゴールド加工
ベントレーは、Cooksongoldと協力し、最先端の製造技術と伝統的な素材・仕上げを融合させる業界初の試みを実現。
この取り組みでは、100%リサイクルされたジュエリーを原材料として使用し、サステナブルなラグジュアリーの実現を目指し、また、ベントレーは2035年までにカーボンニュートラル達成を目指し、その一環としてこの技術を活用している。
バトゥールのために製造されたすべてのゴールドパーツには、バーミンガムのジュエリークォーターのホールマークが刻印され、素材の信頼性を保証。
さらに、2022年に製造されたパーツには、エリザベス2世女王のプラチナジュビリー(即位70周年)を記念するジュビリーホールマークも刻まれる。