DSは「4」/「7」にそれぞれ最上位の精神が込められた新グレードを追加。「4」にエトワール、「7」にパラスとエトワールを発表。それぞれの由来と意味を解説する。
DS4/DS7に新グレード追加
DSはハッチバックの「4」に新グレード「エトワール」、SUVの「7」に「パラス」/「エトワール」を追加した。
メーカー希望小売価格(税込)は「DS4 エトワール・ブルーHDi」が543万円、「DS7 パラス・プラグインハイブリッドAWD」が789万円、「DS7 エトワール・プラグインハイブリッドAWD」が819万円。
主要仕様変更は以下の通りで、主要装備は、パラスは現行モデルのリヴォリ、エトワールは現行モデルのオペラに準ずる。
・PALLAS / ETOILE 専用エンブレム
・シャイニーブラック DSウィング
・シャイニーブラック リアガーニッシュトリム(DS4)
・シャイニーブラック サイドウィンドウモール/ルーフレール(DS7)
・アルカンターラ/ファブリック/テップレザー シート(DS4)
エトワールはフランス語で「星」を意味し、フランスのパリにあるシャルル・ド・ゴール広場(旧名:エトワール広場)の中心にそびえ立つ凱旋門から、放射状に延びる12 本の大通りを空から眺めると、それはまさに Etoile=星の景色が広がる。
またエトワールは、19世紀以来、パリ国立オペラ座バレエ団のダンサーに与えられてきた最上位の地位も表し、新たにボンネットにあしらわれる「ETOILE」のエンブレムには、このようなアート、創造性および品質本位の精神が込められた。
フランス語で「宮殿」を意味するパラスは、1965年に登場したDS21のグレード名として初めて採用された。また、フランスのホテル格付けにおいて5つ星より上の最上級ランクに「パラス」の称号が贈られる。
60年ぶりに復活する本グレードは、Pallas=宮殿から着想を得たフレンチプレミアムの優雅さを表現している。