Q6 eトロンシリーズは、同社がポルシェと共同開発したスポーティでハイパフォーマンスなBEVプラットフォームPPEをベースにした初の市販モデルシリーズとなる。
Q6 eトロンシリーズ
Q6 eトロンシリーズは、卓越した走行性能、充電速度、そして最長672km(SQ6 eトロン)という優れた一充電走行を実現し、スポーティなパフォーマンスと日常での使いやすさを両立する。
ボディサイズは全長4770mm/全幅1940mm/全高1695mm、ホイールベース2895mmと、ゆとりある室内空間と安定感のあるプロポーションを実現。
PPEの採用により、長いホイールベースと非常に短いオーバーハングを特徴とし、アウディのSUVであるQモデルならではの力強くダイナミックなシルエットを形成し、eトロンとしてのデザイン言語にも磨きをかけ、先進的なスタイルを際立たせた。
メーカー希望小売価格(税込)839万円~1320万円の価格レンジとなる。
エクステリア
エクステリアは、全体的にソフトな印象を与える流れるようなフォルムの中で、シャープなラインやエッジがコントラストを生み出し、デジタルデイタイムランニングライトが、特徴的な表情を与える。
サイドビューでは、リアライトからリアドアへと流れるラインが、Dピラー下部のクワトロブリスターを際立たせる。これはeトロンGTのデザインをSUVスタイルに落とし込んまれたものだ。
リアエンドは、ダイナミックに絞り込まれた造形がエレガントでスポーティな雰囲気を生み出し、左右を結ぶライトストリップを備えた幅広くクリーンなリアランプが、アウディ特有の洗練された落ち着きを与えた。
インテリア
インテリアは、デザインとエルゴノミクス(人間工学)の2つの視点により、乗員に最適化されたスペースを創出。
MMIパノラマディスプレイとMMIパッセンジャーディスプレイは、非常に鮮明なデジタル画像を映し出し、直感的な操作性を提供し、一部にはリサイクル素材を採用する。
快適性を重視するエリアには、広々とした雰囲気を強調する柔らかい素材を使用する一方、コントロール類には高品質なハイグロスブラックを採用し、車両との対話に必要な明確さを確保した。
PPEの採用により、広々としたスペース感覚と居住性を両立し、高い実用性を実現。長いホイールベースと、電気自動車ならではのセンタートンネルのない設計が、リヤのセンターシートの快適性をさらに向上させている。
導入限定モデル
導入に際し、世界的な販売を記念して展開される限定モデル「エディション・ワン・グレー」(100台導入、税込1238万円)と「エディション・ワン・ブルー」(30台導入、税込1253万円)を発売。
2つの限定モデルは、Q6 eトロン・クワトロをベースに、スポーティなSラインパッケージ、ブラックアウディリングス&ブラックスタイリングパッケージ、そして、ファンクションパッケージ、テクノロジーパッケージ、ラグジュアリーパッケージの5つのオプションパッケージを標準採用。
さらに、専用のダークヘッドライトハウジングや存在感のあるレッドブレーキキャリパー、アウディスポーツ製21インチアルミホイールも特別装備。
インテリアにも、特別装備のハイテックメッシュアンスラサイトのデコラティブパネルを採用した。