フィアット500Cの1.2リッター・ガソリン自然吸気エンジン搭載車に試乗。ミニマリズムを体現するようなこの車には、どこか温かみもある。その正体を試乗で探ってみた。
ポルシェ911は、どの世代であれ、一度「素」のグレードを試してみることをお勧めしたい。ポルシェが世代を超えて大切にするもの、911に求めるものがわかるのだ。
メルセデス・ベンツ280E(中期)/E320(後期)に加えて、300TE(前期)のステーションワゴンに試乗。もとを辿れば、その車の真の存在意義もわかるものだ。
BMW Z4が登場して20年。3代目になって、鋭く、軽やかになった。変わらぬコンセプトのなかでも取捨選択し進化してきた。今や、独自の立ち位置を確立した。
メルセデス・ベンツはSクラスをもって、常に高いハードルを自ら作り、それを華麗に乗り越えてきた。新型になる度に「まだ伸びしろがあったのか」と唸ることになるのだ。
端的に言って緩い作りのアルファ・ロメオ・スパイダーだがデザインや元気のよいパワートレインがそれらを覆い、むしろ緩さも味わいにする。これこそオールド・アルファだ。
メルセデス・ベンツC63 AMGクーペに乗って思う。くよくよと迷うならば思い切って乗って楽しんでみるがいい。これだけだ。
アルファ・ロメオ・ステルヴィオは、かつてのマニアックな車ではなく、伝統を重んじつつも、万人に向けた個性をもつSUVだ。
6代目(FL5)ホンダ・シビック・タイプRに試乗。テクノロジーとエモーションの両立に舌を巻いた。「タイプR」の現代解釈がどんなものか、明らかにする。
メルセデス・ベンツEクラスE200クーペ・スポーツに試乗。なぜEクラスのクーペをわざわざ買う必要があるのか。探っていくと「大人の余裕」という言葉が浮かんできた。
2023年の今、フェラーリ458イタリア、ならびにフェラーリ458スパイダーの偉大さを感じずにはいられない。意匠、音、操舵に乗り心地。名車になり得る車である。
アウディA3(3代目=8V)の発展版、S3/RS3を比較試乗し、異なる性格でありながらアウディらしさが浮き彫りになった。