三菱・ディアマンテ25エスパーダ(4WD/4AT)今なおカッコいい相棒
獲物を狙うような鋭い顔つきに心を奪われた少年時代。大人になった今、再び向き合い、ハンドルを握って思うのは──やっぱりこのクルマはカッコいい。
子どもの頃、ポケットにはいつもお気に入りのミニカーが入っていた。選ぶのはスーパーカーではなく、決まって国産の大衆車。父の車の助手席から、街を走る彼らを羨望の眼差しで眺めるのが大好きだった。あの頃に憧れた80〜90年代の車達は、中年になった今の僕の目にはどう映るのだろう。きっと、懐かしさと新しい発見が入り混じった不思議な気持ちが芽生えるだろう。そんな感覚を、読者の皆さんと一緒に楽しみたい。