音楽界で活躍する3人の女性がデザイン 特別仕様のベントレー・コンチネンタルGTC

音楽界で活躍する3人の卓越した女性アーティストが、自身の音楽キャリアをテーマに制作した“理想のベントレー”が公開。ビスポーク部門マリナーが仕上げを担当している。

音楽界で活躍する3人の女性がデザイン 特別仕様のベントレー・コンチネンタルGTC

英国発

ベントレーは、音楽界で活躍する3人の女性によってデザインされた、特別仕様のコンチネンタル GTCを発表した。

昨年、英国クルーにあるベントレー本社キャンパスを訪問した、著名なオルガニスト兼指揮者のアンナ・ラプウッド MBE(大英帝国勲章受章者)、ヴィルトゥオーゾ・チェリストで作曲家のティナ・グオ、そして英国の伝説的ダンスグループFaithlessのメンバーであるシスター・ブリスの3名は、ベントレーのビスポークおよびコーチビルディング部門であるマリナーのデザインコンサルタントとともに、それぞれのインスピレーションとアイデアを融合させた特別な一台をデザインした。

この特別なデザインは、ベントレーの職人たちによって完成され、ベントレーのプレスカーに加わる予定だ。

それに先立ち、What She Drivesとの共催により、Bicester Motionで国際女性デーに開催された女性にフォーカスした特別な「Cars & Coffee」イベントで一般公開された。

音楽界で活躍する3人の女性がデザイン 特別仕様のベントレー・コンチネンタルGTC

音楽界で輝く3人の女性

アンナ・ラプウッド

アンナ・ラプウッドは、わずか28歳でMBE(大英帝国勲章)を受章。

オルガンという楽器の役割を再定義し、クラシック音楽と現代ジャンルを融合させることで、演奏の可能性を押し広げながら、SNSとライブで数百万人の観客を魅了している。

ラプウッドは自身のソーシャルメディアで400万人以上のフォロワーを獲得しており、主要な交響楽団や著名な指揮者とともにコンチェルトを定期的に演奏するほか、Raye、Bonobo、Benedict Cumberbatchといったアーティストともコラボレーションしている。

オルガンへの情熱と同様に、彼女は音楽の世界で活躍する少女や女性を支援することにも強い使命感を持っており、オックスフォード大学マグダレン・カレッジ560年の歴史の中で、初めてオルガン奨学金を授与された女性となり、その後は国内各地で若い奏者のためのオルガン・ワークショップを定期的に開催している。

かつて「男性のように演奏しなさい」と言われ続けた時期を経て、今では多くの人が彼女のハッシュタグ #playlikeagirl を通じで、多くの人々に支持されており、2025年3月には、ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジ礼拝堂合唱団とともに、ノルウェーのニーダロス大聖堂のオルガンで録音した作品『Firedove』をリリース。さらに2か月後には、ロイヤル・アルバート・ホール史上初の公式オルガニストに任命された。

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ティナ・グオ

ティナ・グオは、中国生まれのアメリカ人で、グラミー賞にノミネートされたヴィルトゥオーゾ・チェリストであり、ジャンルの枠を超えた音楽アプローチと、世界的アーティストとのコラボレーションで知られている。

グオは、数々の映画音楽でフィーチャーされたソリストとして演奏しており、『Sherlock Holmes』、『Dunkirk』、『Inception』をはじめとする大作映画のほか、テレビ番組やビデオゲームの音楽にも参加している。

史上最も多く録音されているソロ・チェリストの一人として知られ、近年では映画『DUNE』『DUNE 2』『Gran Turismo』『Top Gun: Maverick』などのプロジェクトに参加。

また、ゲーム作品『Dragon Age: The Veilguard』『Call of Duty: Black Ops 6』『Avatar: Frontiers of Pandora』の音楽制作にも携わっている。

さらに、ハンス・ジマー(Hans Zimmer)とともに映画『Wonder Woman』のメインテーマを共同作曲。

この楽曲は女性のエンパワーメントを象徴するアンセムとして広く知られ、彼女自身の力強さと表現力を示す代表的な作品となっている。

音楽界で活躍する3人の女性がデザイン 特別仕様のベントレー・コンチネンタルGTC

映画音楽の活動と並行して、ティナはクラシックのソリストとして世界各地のオーケストラと共演しており、現在取り組んでいる最新プロジェクト「The Water Phoenix」は、北欧トライバル音楽と中国の詩的表現を融合させ“先史的音楽プロジェクトで、中国、モンゴル、アメリカ先住民、パキスタンにルーツを持つ自身の祖先文化を表現した作品だ。

演奏には、1878年にフランス・パリで製作されたGand & Bernadel製チェロ、カスタマイズされたYamaha SVC-210エレクトリックチェロ、そして中国・上海製の二胡(erhu)を使用。

シスター・ブリスは、伝説的ダンス・アクトFaithlessの創設メンバーの一人であり、30年にわたる先駆的なキャリアを築いてきた。

これまでに8枚のアルバム、トップ10シングル6曲を生み出し、世界で2,000万枚以上のレコードセールスと10億回以上のストリーミングを記録。女性DJの新たな道を切り拓いてきた。

1995年、プロデューサーのRollo、ボーカリストのMaxi JazzとともにFaithlessを結成し、シスター・ブリスは、Faithlessの代表曲の音楽制作を担っており、その中には史上5番目に優れたダンス・トラックと評価された名曲「Insomnia」も含まれる。

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Faithless

Faithlessはヨーロッパ各地の主要フェスティバルでヘッドライナーを務めており、グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury)には4度出演している。

女性DJとしていち早く大きな成功を収めた一人として、シスター・ブリスは、長らく男性中心だったダンスミュージック業界で次世代の女性アーティストが活躍する道を切り開いた存在でもある。

2022年にMaxi Jazzが逝去した後、一時活動休止していましたが、シスター・ブリスは8年ぶりとなるFaithlessのステージ復帰を2024年に発表。

2025年にはイギリスおよびヨーロッパ各地での夏のツアーを継続しながら、Faithlessの最新スタジオアルバム『Champion Sound』をリリースした。

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The Extraordinary Women Car

ベントレーのビスポーク部門マリナーによって仕立てられた唯一無二のコンチネンタルGTCは、3人のミュージシャンそれぞれの芸術的背景や個人的なストーリーを反映し、彼女たちの歩みと共通のビジョンを表現するビスポークデザインを融合した一台だ。

マリナーのデザインチームは、2名の女性デザインコンサルタントがプロジェクトの中心となり、音楽家たちの創造性の本質をコンチネンタル GTCの細部にまで落とし込んでおり、3人の女性はそれぞれのキャリアと経験をもとに、この特別なベントレーをデザインした。

まずエクステリアでは、印象的なPeacock Satin(ピーコック・サテン)のサテン仕上げペイントを採用。

さらに、Tornado Red(トルネード・レッド)のアクセントラインをグロスブラックのフロントバンパー下部とリアディフューザーに施し、ウイングミラーにはTornado Red Satin(トルネード・レッド・サテン)のアクセント、ブレーキキャリパーにはレッドカラーを組み合わせている。

また、Peacock Satinのカラーはボディだけでなくホイールにも採用され、22インチの10スポークホイールのポケット部分を彩ります。ホイールフェイスはブライトマシン仕上げとなっており、ルーフにはDark Grey Metallic(ダークグレー・メタリック)が採用されている。

音楽界で活躍する3人の女性がデザイン 特別仕様のベントレー・コンチネンタルGTC

インテリアデザイン

インテリアでは、アンナ、ティナ、シスター・ブリスの3名がまずカラーパレットを共同で決定し、そのうえでそれぞれの音楽活動に共鳴するディテールを一つずつ選んだ。

カラースキームは、エクステリアのPeacock Satinと調和するImperial Blue(インペリアル・ブルー)を基調に、Pillar Box Red(ピラーボックス・レッド)のアクセントとGoldのアクセントレザーを組み合わせることで、鮮やかなコントラストを生み出している。

さらに、Imperial Blue、Pillar Box Red、Goldの3色の糸によるコントラストステッチが各所に施され、インテリアのポイントを際立たせており、通常はクローム仕上げのヘッドレストベゼルは、周囲のレザーと調和するようImperial Blue Satinでペイントされている。

Pillar Box Redは、Bentley Rotating Displayの内側ダイヤルにも採用され、スピーカーグリルはGoldとBelugaのアルマイト仕上げとなっており、さらに、MullinerオーバーマットはImperial Blueを基調に、Goldのマイクロパイピングが施されている。

音楽界で活躍する3人の女性がデザイン 特別仕様のベントレー・コンチネンタルGTC

ティナ・グオはフェイシアのデザインとしてCopper Stone(コッパー・ストーン)のヴェニアを選択。

実際の石材から作られたこのヴェニアは厚さわずか0.6mmで、その質感は、彼女が近年取り組むトライバル音楽の世界観を想起させ、何十万年にもわたる自然の美学を感じさせる仕上がりとなっており、Copper Stoneのレッドとゴールドの色調は、インテリアのカラーパレットとも完璧に調和している。

さらに、シスター・ブリスはサウンドウェーブ(音波)刺繍のデザインを加え、これはベントレーとして初めて採用される装飾となった。

このサウンドウェーブのパターンは、Faithlessの楽曲制作で彼女が扱う音の波形をイメージしたもので、シートとドアにはImperial Blueの「ブラインドステッチ」で施され、コンバーチブルルーフのトノカバーにはPillar Box Redのコントラストステッチで表現されている。

さらに、このサウンドウェーブのモチーフはトレッドプレートにも採用されており、ドアを開くとアニメーション化された波形が地面に投影される演出も施された。

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一方、アンナ・ラプウッドが選んだビスポーク要素は、ベントレーのあるディテールとの“瞬間的な共鳴”から生まれた。

ベントレーの車内にあるエアベントの操作部は、「オルガン・ストップ(Organ Stops)」と呼ばれており、これは、パイプオルガンのストップと同様に、直線的な動作と触覚的な操作感で空気の流れを調整する仕組みであることに由来している。

この特別な車両では、ラプウッドの指定によりオルガン・ストップは24金仕上げとなっており、インテリアのカラーパレットと美しく調和すると同時に、キャビンの中で際立つ存在となっている。

仕上げのディテールとして、センターコンソールにはポリッシュ仕上げのステンレス製プレートが取り付けられており、このプレートには、3人の女性のレーザー刻印によるサインと、専用のSpotifyコードが刻まれている。

このコードをSpotifyアプリで読み取ると、ラプウッド、グオ、シスター・ブリスの3人がキュレーションした特別なプレイリストへアクセスすることができ、そのまま車両のBang & Olufsenサウンドシステムで再生することが可能で、このシステムにはゴールドとブラックのアルマイト仕上げスピーカーグリルが採用されている。

デビュー後、このExtraordinary Women コンチネンタルGTCは数か月間、ベントレー英国のプレスカーとして使用された後、販売される予定だ。

コンチネンタルGTCを映像で

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