- トヨタ / クラウンハイブリッド 2.5 RS リミテッド(2020)
あえてのクラウン
今でも「いつかはクラウン」という言葉を聞くように、日本車を代表するモデルのひとつであるクラウン。 その言葉が生まれた時は、街中でもセダンが多くその中の頂点という意味合いもありました。

しかし、今はどうでしょうか。
ボディタイプや車種カテゴリーの多様化が進み、SUVが市場規模を広げ、セダンは劣勢な立場になりつつあります。
クルマの多様化が進んだ今こそ、「あえてのクラウン」という選択肢もあるのではないでしょうか。
今回の主役は、人とは被らない、“あえて”が詰まったクラウンです。
15代目となるこのモデルは、輸入車を乗り継いできたオーナーもターゲットにしています。
高級モデルに与えられた「GA-Lプラットフォーム」は、ドイツのニュルブルクリンクでのテストを行いました。
保守的なセダンを守ってきたエクステリアデザインも大きく方向転換。
ルーフからCピラーにかけてのファストバック風の滑らかなラインはスポーティに車体を見せます。
サイズは、やはり日本の事を考えられて作られているので、全長4.91m×全幅1.80mと、駐車場でネックになってくる車幅を押さえています。
このクルマはRSグレードで、ロゴがグリルに付くだけでなく塗り分けを変える事でスポーティーな装いに。
ホイールのクローム処理やリアスポイラー、マフラー4本出しという細かいポイントはしっかりと作り込まれています。
そして、触れたいのがこのカラー。
現代的なモデルで青のセダンという選択肢が珍しくクラウンの意外性を引き出しています。
こちらはジャパンカラーセレクションパッケージという完全受注だった珍しいオプションカラーを選択しています。
カラー名は漢字が与えられ、このブルーは天空(ソラ)という名称。
こういう細かい演出が嬉しいですよね。
そして、エンジンは2.5リッターのハイブリッドなのです。
2.0リッターターボと3.5リッターのハイブリッドも設定される中で、評価が高い仕様です。
日常の中では、どのエンジンも走りは素晴らしいですが、一番感じられる点である燃費の良さが一番です。
走行状況によって変わりますがリッター16〜18kmほどとか。
乗れば乗るほど恩恵を受けるので、素直に嬉しい点ですね。
内装はレザーシートとなっており、赤ステッチやカーボン調パネルなどスポーティであり、クラウンの落ち着いた雰囲気も感じられます。
また、後部座席も広く乗っている人が全員快適というのも、クラウンを選ぶメリットでしょう。
いつかではなく、あえて今選びたい。
黒や濃紺だとフォーマルなスーツも、鮮やかな青ならまた変わって見える。
意外性を楽しめる一台です。







