- アルピナ / B6 ツーリング(1997)
アルピナでしか出会えない
日本では、E36型3シリーズのツーリングというモデルは馴染みが無いでしょう。 なぜなら正規輸入がなかったからなのです。

先代のE30型では、設定されていましたが日本でステーションワゴンブームが起こる前だった事もありセダンよりも売れませんでした。
そこからBMWは日本ではニーズがないと判断した事が、輸入されなかった大きな要因の1つでした。
そんな中、並行輸入ではなくしっかりとした輸入元から手に入れる事ができる方法が、アルピナを買う事でした。
その一台が今回の主役のアルピナB6 2.8ツーリングです。
2.8リッターと3.2リッターがありましたが、こちらは前者です。ベースモデルが328iという事もあって排気量は据え置きというのが特徴です。
2.8リッターモデルは、日本のアルピナ総代理店「ニコルオートモビル」創業20周年記念限定車として140台が作られたモデルとなります。
アルピナ製のカムシャフトやエキゾースト、マーレー製の軽量ピストンなどで32psほと出力アップの最大出力225ps/最大トルク280Nmとなっています。
足回りも、パワーアップしたエンジンについていけるよう、アルピナらしい上質な乗り心地とクイックな走りにも対応する変更が行われています。
今回の個体の外装は、アルピナエアロと黒に塗装されたホイールの組み合わせとなっています。
シルバーのボディと相性がいいゴールドのデコラインも綺麗な状態です。
ダッシュボードには、プレートとシリアルが輝く内装。オリジナルでは、ステアリングと300km/hメーターに変更されます。
このクルマでは、リフレッシュが施されているようで前列のシートがアルピナ純正の同世代のホールドの高いものに変更されている他、内張りのステッチもアルピナカラーとなっています。
ツーリングボディということで、荷物がセダンよりも多く詰めるだけでなく、積み込みもし易くなっています。
アルピナを街で見かける事はありますが、やはりツーリングボディの個体はセダンに比べ台数がありません。
特に、ヤングタイマーと呼ばれるこの世代のクルマ探しの中で、走って、見て、楽しいという条件と同じくらい実用性も求めたくなります。
このアルピナB6 2.8は、アルピナのチューニングによる走りと、ワゴンの珍しいシルエットとその実用性を持っています。
さらにこのクルマは、多くの記録簿が残っている事や内装のリフレッシュも行われ愛されて来たとのこと。
あまり知られていないモデルだからこそ、多くの人にとっては初めて出会うアルピナかもしれません。

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...
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