- メルセデス・ベンツ / S400
隠れ本命のSクラス
後期型W222に設定されたガソリンV6エンジンのS400は、歴代Sクラスに受け継がれるドライバーズカーの役割をになう6気筒モデルという立ち位置でした。

前期型には設定がなく、「S400といえばハイブリッド」というイメージが強かったことに加え、後期型ではディーゼルモデルのS400dも登場したため、このガソリンモデルはやや影の薄い存在として認識されがちです。
しかし、知れば知るほど欲しくなる組み合わせとなっており魅力の多い一台でした。
今回の主役であるガソリンのS400は、3.0リッターV6ツインターボを搭載しています。最高出力367ps/最大トルク500Nmを発生し、9速ATと組み合わされることでSクラスらしい滑らかさと力強さを両立します。
車体剛性や作り込みは他グレード同様で、軽量な分だけ扱いやすさも際立ち、日本の道路事情にもよく馴染むバランスです。後期型W222の中では比較的軽量なモデルという点も魅力です。
AMGライン装着車のため前後バンパーなどがスポーティな装いに変更され、19インチの5スポークホイールによって外観は引き締まった印象です。
内装はデジタルメーターとナビが横一列に並ぶ美しいデザイン。レザーエクスクルーシブパッケージにより、ブルメスターサウンドやナッパレザー、シートヒータープラス、リラクゼーション機能、マルチコントロールシートバックなど、ドライバーズカーとして嬉しい装備が充実しています。
AMGラインとレザーエクスクルーシブパッケージのオプションは、約150万円相当の内容です。
2017年モデルということで10年近く前のモデルですが、走行距離1.3万kmというコンディションの良さも大きな魅力です。
電動化が進む現在だからこそ、この3.0リッターV6ツインターボの自然なレスポンスや滑らかな回転フィールには独自の魅力があります。Sクラスらしい快適性を備えながら、エンジンそのものの質感も楽しみたい。そんな方にこそ響く一台ではないでしょうか。

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...
Learn More


