• マセラティ / レヴァンテ Fトリブート(2021)

変わらない情熱を纏う

イタリア国旗のトリコローレ。その中でも赤は、愛国者の血、そして熱き情熱を象徴する色です。 今回の主役は、その情熱を思わせる鮮やかなロッソ・トリブートを纏った、レヴァンテ Fトリブート。

マセラティ・レヴァンテ Fトリブート(2021)変わらない情熱を纏う

国内わずか7台という希少な限定車です。

この限定車の由来となったのは、1954年にマセラティがF1参戦のために開発した「250F」です。

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マセラティを代表するF1マシンのひとつであり、世界の頂点に立った歴史的なモデルとして知られています。今なお、フロントエンジン時代のF1を代表する傑作のひとつと評される存在です。

「Fトリブート」という名称は、この250Fと、ステアリングを握った伝説的ドライバー、ファン・マヌエル・ファンジオ氏への敬意から名付けられました。

マセラティ・レヴァンテ Fトリブート(2021)変わらない情熱を纏う

250Fはおよそ34台が製作されたと言われていますが、その中でも象徴的な個体は、鮮やかな赤いボディにイエローのフロントノーズという印象的なカラーリングを纏っていました。

今回のレヴァンテ Fトリブートでは、その配色をモチーフに、ホイールラインやブレーキキャリパーにイエローを採用。

単なる差し色ではなく、マセラティのレース史へと繋がるディテールとなっています。

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内装には、ピエノフィオーレレザーを採用。

シートには、外装色と呼応する鮮やかな赤いステッチやロゴがあしらわれています。

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さらに、カーボンパネルによってスポーティさを演出。Harman Kardon製オーディオやパノラマサンルーフ、ソフトクローズドアなど、快適装備も抜かりありません。

スポーティさとラグジュアリー、その両方を高い次元で成立させた室内空間です。

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ベースとなるグレードは、430グランスポーツ。

3.0リッターV6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力430ps、最大トルク580Nmを発生するハイパフォーマンスモデルです。

エンジンを始動すると、マセラティらしい野太いサウンドが響き渡ります。

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そして興味深いのが、このクルマのモチーフとなった250Fも、3.0リッターの直列6気筒エンジンを搭載していたこと。

時代も形式も異なりますが、「3.0リッター」「6気筒」という共通項を持つのは、どこか運命的にも感じられます。

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マセラティのレース史、そしてブランドの進化。

それらを意識しながら走らせることで、この一台は単なるSUVではなく、マセラティというブランドそのものを味わうための特別な存在へと変わっていくでしょう。

マセラティ・レヴァンテ Fトリブート(2021)変わらない情熱を纏う
Written By
HINATA NAGAI

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...

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