• ホンダ / インテグラ(1993)

始まりのインテグラ

「カッコインテグラ」と聞いて、世代によってはマイケル・J・フォックスのCMがすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。 今ではクルマのコマーシャルにハリウッドスターを起用すること自体が珍しく、当時の空気感を象徴する、かなりバブリーなコマーシャルですね。

ホンダ・インテグラ(1993)始まりのインテグラ
ホンダ・インテグラ(1993)始まりのインテグラ

1989年、先代のクイントインテグラから「インテグラ」という単独ネームとなった2代目モデル。

4ドアハードトップと3ドアハッチバックが設定され、手の届きやすい価格帯と、ハードトップブーム、そして“少し手頃なデートカー”というニーズを同時に満たしたことで、高い人気を獲得しました。

ホンダ・インテグラ(1993)始まりのインテグラ

当時は若者から熟年層まで幅広く支持され、街中でもその姿を見かける機会は多かったはず。

ハードトップに関しては、上皇様が免許返納までお乗りになっていたというエピソードも知られています。

ホンダ・インテグラ(1993)始まりのインテグラ

この世代ではまだTYPE Rの設定はありませんが、モータースポーツの世界でもFFスポーツとして活躍しました。

ジムカーナからサーキットまで、このクルマで走りを覚えたという人も少なくないでしょう。B16Aエンジンを搭載したVTECモデルの存在が、「速いインテグラ」というイメージを確立し、その後の世代へと受け継がれていきます。

ホンダ・インテグラ(1993)始まりのインテグラ

さて、今回の主役はワンオーナー、かつオリジナルコンディションという、いまや希少な一台です。

1993年登録、つまりモデル末期に生産された個体。まさに最後の時間を刻んだ一台といえます。

ホンダ・インテグラ(1993)始まりのインテグラ

搭載されるのは1.6LのZCエンジン。VTECではないベーシックな仕様ながら、ミッションは5速マニュアル。これまたなかなか出てこない組み合わせです。

1990年代からそのままやってきた、まさにタイムレスな雰囲気です。

ホンダ・インテグラ(1993)始まりのインテグラ
Written By
HINATA NAGAI

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...

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