- メルセデス・ベンツ / ML350(2013)
走行距離2000kmの"伸び代"
2013年式で、走行距離はなんと2000km未満。 このミラクルな条件を持った今回の主役は、メルセデス・ベンツ ML350 4MATIC ブルーエフィシェンシーです。 このモデルは2015年のマイナーチェンジでGLEへ名称変更される前の、3代目ML(W166)の前期型です。つまり最後のMLとなります。

ブルーエフィシェンシーと聞くと、ブルーテックのディーゼルモデルと名前が似ていて分かりづらい部分があります。
この個体に搭載されるブルーエフィシェンシーとは、燃費性能や環境性能を高めるためのメルセデスの技術群です。
3.5リッターV6は306psと370Nmを発生し、自然吸気らしい滑らかさと余裕を持っています。
組み合わされる7Gトロニックプラスは効率に優れ、4マチックと合わせて悪路でも安心感の高い走りを実現していました。
デザインは2代目からのラグジュアリー路線をさらに押し広げたもので、前後バンパーのアンダーガードから伸びるクロームの質感、存在感のあるグリルが特徴的です。
さらにAMGスポーツパッケージ装着車のため、フロントスポイラーやサイド・リアスカート、19インチAMG 5スポークホイールが加わり、SUVらしい力強さにスポーティな緊張感が宿っています。
2013年当時はまだ高級SUVブーム前夜。そんな時代にLEDデイタイムランニングライトなど、今では当たり前となった装備を先取りしていた点も興味深いところです。
内装もAMGスポーツシートが備わり、ホールド性も高くレザーが上質な空気を作ります。本来なら使用感が出やすい部分ですが、走行2000kmという奇跡的条件がそのままコンディションに表れています。
ステアリングもAMGスポーツステアリングで、COMANDコントローラーにより操作性と安全性を両立しています。
トランクは広く、トノカバーやセーフティネットも揃っており、実用性も十分です。
このコンディション、この走行距離、そして扱いやすいV6。
今後同じ条件が出てくる可能性は極めて低いと言っていいでしょう。
ここから歴史を刻んでいく一台として、このML350は特別なカーライフを約束してくれるはずです。

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...
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