- メルセデス・ベンツ / V220d マルコポーロホライゾン(2021)
最大のアウトドアギア・マルコポーロ
アウトドアを楽しむための道具は数あれど、そのなかで最も大きく、最も頼りになるのは、やはりクルマでしょう。 キャンピングカーに憧れる方は多いものの、日常の足として使うには、サイズや駐車環境が気になることもあります。特に都市部では、休日の楽しみだけでクルマを選ぶわけにもいきません。 そこでおすすめしたいのが、メルセデス・ベンツ・V220d マルコポーロ ホライゾンです。

メルセデス・ベンツの正規ディーラーで販売されていたモデルで、ポップアップルーフをはじめとするキャンピング装備を標準で備えたVクラスです。
「ミニバンにポップアップルーフ」と聞いて、どこか懐かしさを感じる方もいるかもしれません。1990年代には、マツダ・ボンゴフレンディのオートフリートップをはじめ、国産車にもポップアップルーフを備えたモデルが存在しました。
今ではすっかり見かけなくなった装備ですが、改めて見直してみると、その実用性は非常に高いものがあります。
ベースとなるVクラスは、もともと広大な室内空間を持つモデルです。商用バンとして培われたパッケージングにより、シートアレンジの自由度も高く設計されています。
前席は手動で回転させることができ、後席と向かい合うリビングのような空間を作れます。シートアレンジの自由度も高く、乗車人数や荷物に合わせて室内の使い方を変えられるのが魅力です。
3列目シートはフルフラット化にも対応しており、大人が横になっても十分な広さを確保しています。
ただし、家族で車中泊を楽しむとなると少し手狭に感じる場面もあります。そこで活躍するのがポップアップルーフです。
搭載されるルーフは、ドイツの老舗キャンピングメーカーであるウェストファリア製。ルーフを持ち上げれば、そこには大人2名が就寝できる、もうひとつの寝室が現れます。
車内には読書灯も備わっており、ただ眠るためだけではなく、ちょっとした秘密基地のような居心地の良さも感じられます。
さらに、この個体にはサイドオーニングも備わっています。広げれば車両の脇に日陰が生まれ、テーブルやチェアを並べてくつろげます。ポップアップルーフが上方向に空間を広げるなら、オーニングは横方向に居場所を作ってくれる装備です。
バーベキューを楽しんだり、自然の中でコーヒーを味わったり。アウトドアでの時間をより豊かなものにしてくれる装備です。
一方で、V220dは日常使いにおいても高い完成度を持っています。
上質なレザーシートに加え、マイナーチェンジ後のモデルでは大型化されたモニターを採用。それでいて物理スイッチも適度に残されているため、直感的に操作しやすいインテリアに仕上がっています。
両側電動スライドドアや2列目センターテーブルなど、ミニバンとしての使い勝手も良好です。ウインドウカーテンが標準装備されているのも、マルコポーロならではの特徴といえます。
エンジンは2.2リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボ。最高出力163ps、最大トルク380Nmを発生します。
2.6トンを超える車体を動かすのは、最大トルク380Nmを発生するディーゼルエンジン。低回転から力を発揮する特性は、荷物や乗員を乗せて長距離を移動するこのクルマによく合っています。お低回転から厚いトルクを発揮し、高速道路を使った長距離移動も得意としています。
燃料が軽油であることも、旅の足として考えれば大きな魅力です。
新車時価格は900万円台後半という高価なモデルでした。しかし中古車となった今では、国産高級ミニバンと比較しながら検討できる存在になっています。
普段は快適なミニバンとして使い、休日には本格的なアウトドアギアへと姿を変える。
V220d マルコポーロ ホライゾンは、キャンピングカーほど大げさではなく、それでいて旅の自由度を大きく広げてくれる1台です。
都会での使いやすさとアウトドアでの拡張性。その両方を求める方にとって、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...
Learn More







