- ジャガー / Fペイス Rダイナミック(2022)
ジャガーが磨いた毎日乗れるSUV
輸入SUVには、パワフルな大排気量エンジンを積んだモデルも数多くあります。 けれど、毎日の相棒として考えれば、速さや豪華さだけでなく、気兼ねなく距離を伸ばせることも大切です。 その点で興味深いのが、今回のFペイス Rダイナミック SE D200です。

このモデルが選んだのは、ディーゼルと48Vマイルドハイブリッドの組み合わせです。
搭載するのは2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボ。
そこに48Vのベルト駆動式スターター・ジェネレーターを組み合わせます。
48Vマイルドハイブリッドは、減速時のエネルギーを回収しながら、発進や加速時にはエンジンをさりげなくアシストします。
大柄なボディを動かし始める瞬間にも重さを意識させにくく、ディーゼルの太いトルクを自然につないでくれる仕組みです。
前期型と比べ最高出力204PS/最大トルク430Nmへと進化したエンジンの力を、より自然に引き出してくれる仕組みです。
燃料が軽油である点も、日常使いにはありがたいところ。
ディーゼル特有の振動や音を気にする方もいるでしょう。しかし、実際に車内で過ごしてみると、その存在を必要以上に意識させるものではありません。むしろ低回転から厚みのあるトルクを使えることが、F-PACEの日常性につながっています。
外装はイギリス車らしい落ち着きが漂います。
カラーはブルー・ファイア・ブルー。光の当たり方によって鮮やかさと深みを行き来するブルーに、ブラックのグリルや22インチホイールが効いています。
一方で内装はレッドレザーが主役。
ヘッドレストにはジャガーのロゴが入り、視覚的なアクセントとして強い存在感を放ちます。
センターコンソールやダッシュボードにもレザーが惜しみなく使われ、触れた瞬間にジャガーらしいラグジュアリーな世界観を感じることが出来ます。
後期型から採用された11.4インチのセンタースクリーンは、表示領域が広く操作性も向上しました。
多くの機能をひとつの画面に集約しながら、表示はすっきりとしていて、必要な操作にも迷いにくい設計です。
かつて象徴的だったダイヤル式セレクターから、手のひらに収まるレバー式へと変更されたシフトも印象的です。
見た目の仕掛けより、触れたときの感触や操作の自然さを選んだところに、この改良型F-PACEの方向性が表れています。
MERIDIANサウンドシステムやスライディングパノラミックルーフも備わります。22インチホイールとレッドキャリパーまで含め、実用性を優先したD200でありながら、見た目にはしっかり華があります。
40:20:40分割可倒式リアシートを備え、荷室もFペイスのボディサイズにふさわしい広さを確保。日常の買い物から旅行まで、SUVに求める実用性もしっかり備えています。
今回の個体は走行2.3万キロ。
オプションの組み合わせも良く、内容を踏まえると価格面のお買い得感はかなり高いこのFペイス。
ブルーのボディに22インチホイール、ドアを開けば鮮烈なレッドレザー。それだけを見ると、ずいぶん華やかなFペイスです。
ところが、その中身はD200 マイルドハイブリッドという実に現実的な選択。軽油を入れて、気負わず距離を重ねていける一台です。

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...
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