• BMW / M440i カブリオレ

直6とオープンエアの贅沢

BMWは長く、主力モデルにカブリオレを設定してきました。 3シリーズをはじめ、2シリーズや8シリーズにも選択肢があった時代があります。 その系譜を受け継ぐ4シリーズ カブリオレの中でも、このM440iは直列6気筒を積む特別な存在です。

BMW・M440i カブリオレ(2021)直6とオープンエアの贅沢

M4カブリオレほど走りに緊張感を求めず、それでもBMWらしい速さは譲らない。その少し欲張りな立ち位置にM440iの魅力があります。

実力は十分に備えつつ、景色を楽しむ余裕を残したキャラクターです。

1台しか所有できないけれど、日常と非日常を両立したオープンカーが欲しい。

そんな要望にも応えてくれます。

BMW・M440i カブリオレ(2021)直6とオープンエアの贅沢

2代目となった4シリーズ カブリオレで、大きく変わったのがルーフです。先代のハードトップからソフトトップへ。約40%の軽量化を果たし、開閉は18秒。

走行中でも50km/h以下なら操作できます。

ソフトトップ化によってラゲッジスペースにも余裕が生まれ、容量はルーフ収納時でも300L、閉じれば385Lを確保します。長尺物を積むなら、ルーフを閉じて後席を倒すことでトランクスルーも活用できます。

BMW・M440i カブリオレ(2021)直6とオープンエアの贅沢

2ドア4シーターで気になる後席も、単なる非常用という扱いではありません。

左右独立感のあるシート形状が与えられ、オープンにすれば後席からも遮るもののない景色を楽しめます。

BMW・M440i カブリオレ(2021)直6とオープンエアの贅沢

外装はオプションカラーのサンレモグリーン。

深い緑は日陰では端正に沈み込み、光を受けるとメタリックの表情を見せます。ブラックのソフトトップとの組み合わせも落ち着いていて、M440iの速さを必要以上に主張しません。

M440i専用の19インチのMライト・アロイ・ホイールから覗く、ブルーのMスポーツ・ブレーキも、サンレモ・グリーンのボディにほどよいアクセントを加えています。

BMW・M440i カブリオレ(2021)直6とオープンエアの贅沢

オープンカーの印象を左右する大切な要素のインテリアには、ヴァーネスカ・レザーのオイスターを採用。デコレーション・ステッチを施した明るい内装色が、サンレモ・グリーンの深いボディカラーと美しい対比をつくります。

シートに座ると後方からベルトを差し出すシートベルト・ハンドオーバーが作動します。さらにヘッドレストには、首元へ温風を送るエア・カラーも備わります。

BMW・M440i カブリオレ(2021)直6とオープンエアの贅沢

そして、このBMWを選ぶ理由のひとつが、3.0リッター直列6気筒BMWツインパワー・ターボです。最高出力387ps、最大トルク500Nm。

xDriveによって四輪へ力を伝え、0-100km/h加速は4.9秒。それだけの速さを持ちながら、常に速く走ることを要求してこないところがM440iらしさです。

BMW・M440i カブリオレ(2021)直6とオープンエアの贅沢

新車時の車両本体価格は1,089万円。そこに有償色や装備が加わった一台を、走行距離は2万kmというコンディションで大きく価格を下げた水準で選べます。

BMWの美点をそのままに、オープンという非日常を手にできる一台。

BMW・M440i カブリオレ(2021)直6とオープンエアの贅沢

サンレモ・グリーンのボディに空を映し、直列6気筒の鼓動をすぐそばに感じながら走る。

速さだけなら、もっと刺激的なBMWがあります。けれど、その速さを景色や音や風と一緒に味わえることこそ、M440iカブリオレにしかない贅沢なのです。

BMW・M440i カブリオレ(2021)直6とオープンエアの贅沢
Written By
HINATA NAGAI

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...

Learn More