- メルセデス・ベンツ / GLCクーペ220d(2025)
自分らしさで選ぶプレミアムSUV(前編)
メルセデス・ベンツGLCクラスは、SUVラインナップが充実した現在の市場でも珍しいほど、様々なバリエーションを持つモデルです。 都会でも扱いやすいサイズ感でありながら、デザインの良さと使い勝手を両立し、そのうえで自分に合った仕様を選ぶ楽しみも残している一台です。 前編の主役は、GLCクーペ220d4MATICです。

GLCには2つのボディタイプがあり、一つはSUV、もう一つが今回のクーペです。
その差は一目瞭然で、リアから見た時にルーフが滑らかに落ち、スポーツカーを思わせる、なだらかに絞り込まれたリアエンドを持っています。
ここまでルーフを落とすと居住性や積載性が気になるところですが、先代モデルでのフィードバックがしっかり生かされています。
ホイールベースを15mm伸ばすなど室内空間の拡張を重点的に行い、低いルーフでも後席のヘッドクリアランスを確保する設計が施されています。
荷室容量も先代より45リッター増え、545リッターを確保します。クーペならではの大きく開く開口部も魅力です。
2世代目のGLCでは、標準モデルとしてディーゼルの220dがラインナップします。
排気量2リッターの直4ターボで、最高出力197ps/最大トルク440Nmを発生。さらにマイルドハイブリッドのモーターがアシストを行います。
ディーゼル特有の唸るようなサウンドも、モーターとの組み合わせで驚くほど静かになっており、これがマイルドハイブリッドの良さです。
乗り込むと、包まれるような内装が広がり、さすがメルセデスと感じさせます。
ステアリングのグリップは適度に太く、縦型11.9インチのディスプレイは存在感があります。
サイズは全長4770×全幅1920×全高1600mm。迫力を持ちながら街中でも扱いやすい点が魅力です。
今回の車両はスペクトラルブルーのボディカラーをまとっています。光の当たり方によって深みを変え、クーペボディとの相性も抜群です。
AMGラインパッケージを選択し、さらにその上で選べるドライバーズパッケージも装備しています。
ドライバーズパッケージでは、AIRマチックサスペンションとリアアクスルステアリングを組み合わせ、快適性と取り回し性能を高めています。
低速では後輪が逆方向に切れて小回りが効き、高速では同方向に切れることで安定感のある走りを可能にします。この個体にはパノラミックスライディングルーフも装備されています。
人気オプションを備えたうえ、走行距離は3000km。内外装ともにコンディションの良さが際立つ一台です。
そして現在の価格を考えると、新車価格から見ても手に取りやすい一台となっています。

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...
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