エクステリア

新型Q3は、先代モデルと比較して、さらにエモーショナルなデザインを備え、幅広いシングルフレームとシャープに絞り込まれたヘッドライトは、空力コンセプトに完全に統合されている。

サイドから見ると、ヘッドライトとリアライトの間にある水平のショルダーラインが、車両を視覚的に2つの部分に分けており、特別な光の効果を生み出す。

乗り降りのしやすさ、優れた視界、実用的なインテリアレイアウトといった、伝統的なSUVのメリットに加えて、第2世代のQ3スポーツバックは、SUVの強みとクーペの美しさを融合している。

Aピラーから後方に向かって下がるルーフラインは、SUVモデルよりも29mm低く、これによりQ3スポーツバックは、さらにスポーティな外観とより速さを感じさせるシルエットを実現した。

リアは、オプションのデジタルOLEDリアライトで飾られ、連続したLEDライトストリップとイルミネーション付きリングが組み合わされており、このレベルのライティングテクノロジーは、アウディのコンパクトセグメントでは初となった。

Q3のフロントには、デジタルマトリックスLEDヘッドライトが搭載されており、このモデルで初めてマイクロLEDモジュールが使用されている。

このマイクロLED技術の採用により、照射性能が大きく向上し、路上での強いコントラストが確保され、ライトガイダンス機能とドライバーアシスタンス機能との連動性はこれまで以上に密接になった。

LED技術を用いたデジタルデイタイムランニングライトは、片側につき23個のセグメントで構成されており、車両に個性的なライトシグネチャーを生み出し、道路上でひと目で認識可能だ。

インテリア

インテリアにおいては、新しいステアリングホイールコントロールユニットにより、センターコンソールにおいてより多くの収納スペースを確保し、新しいユーザーエクスペリエンスとより優れた空間感覚を創りだしている。

このステアリングホイールコントロールユニットは、2つの新しいステアリングコラムレバーを初めて統合した。

右側のレバーはシフトセレクターとして、左側のレバーはライト機能およびワイパー操作用のコントロールエレメントとして機能。

さらにコンパクトセグメントにおいて初めて、室内音響に優れ特に高速走行の際に顕著に感じられるアコースティックガラスをフロントサイドウィンドウにオプションで装備可能となる。

トランク容量は488リッターで、実用性の高さを表しており、シートベンチを折りたたむと、収納スペースは最大1386リッターに増加（Q3スポーツバックは最大1289リットル）。シートベンチは前後にスライドでき、角度調整も可能だ

なおQ3の最大牽引重力は2100kgとなる。

各グレード

Q3ファミリーのエントリーモデルは、最高出力110kWを発揮する1.5TFSIで、マイルドハイブリッドテクノロジーを搭載した4気筒ガソリンエンジンだ。

2.0TDIエンジンと最高出力110kWを備えたQ3は、特に長距離走行に適している。

PHEVモデルのQ3 SUV eハイブリッドおよびQ3スポーツバックeハイブリッドは、システム総出力200kWを発揮し、理想的な条件下で最大50kWでのDC充電が可能で、これまでになく高性能かつ高効率。

これは、搭載されている総容量25.7kWh（正味容量19.7kWh）の高電圧バッテリーによるもので、Q3 SUV eハイブリッドのWLTPテストサイクルにおける電動航続距離は最大119kmで、Q3スポーツバックeハイブリッドは最大118kmとなる。

さらに改良された標準サスペンションは、より優れたドライビングエクスペリエンスを提供。

スポーツサスペンションおよび2バルブダンパーコントロール付きサスペンションがオプションで用意され、バランスが良いドライビングエクスペリエンスを実現する。

運転支援のハイライトのひとつは、アダプティブドライビングアシスタンスプラスで、より高い道路上の安全のために、室内カメラがドライバーの眠気や集中力の欠如の気配をモニターする。

学習型パーキングアシストによって、個別の駐車操作を覚え、新しいリバースアシストは、袋小路からの後退を確実に支援する。

新しくなったスポーツバックを映像で