ゴースト・シリーズIIの展開

ロールス・ロイスは、ブランドを代表するモデルであるゴーストを進化させたゴースト・シリーズIIの展開を開始した。

ゴースト・シリーズ IIは、ロールス・ロイス史上最も先進的なV12エンジンを搭載し、パワフルで、ドライバー志向、そしてエレガントなデザインとして進化し、これまでのゴーストにはないインテリアの仕上げや機能のほか、ビスポークがデジタル領域に進出したことを示す先進的なソフトウェア・テクノロジーも利用できるようになっている。

エクステリア

デザイン・アイコンであるイルミネーテッド・パンテオン・グリルが際立つ、クリーンで現代的なデザインが特徴となっている。

ヘッドライトとデイタイム・ランニング・ライトのグラフィックは刷新され、リアには、スペクターからインスピレーションを得た、表情豊かな2つの縦型の新しいテールランプを採用し、サイドとリアがうまく調和するようにデザインされた。

新たに採用された22インチ、9スポークのホイールは、全面ポリッシュ仕上げ、または部分ポリッシュ仕上げから選択可能で、現代的でありながら時代を超越したデザインをエレガントかつモダンに引き立てる。

インテリア

新しいセントラル・インフォメーション・ディスプレイには、高機能のスピリット・オペレーティング・システムが組み込まれることにより、ビスポークによるパーソナライゼーションの範囲はハードウェアからソフトウェアへと拡張。スピリットはまた、オーナー専用のウィスパーズも統合した。

後部座席のリア・スクリーンには、最大2台のストリーミング・デバイスを接続し、それぞれのスクリーンで独立してエンターテイメントを選択することができ、このインターフェースでは、マッサージ、冷暖房などのシート機能も管理可能だ。

また装飾を施した18スピーカー・オーディオ・システムは、ゴースト・シリーズIIでさらに進化し、アップグレードされた1400ワット・アンプを搭載する。

エンジニアリング

ゴースト・シリーズIIには、パワフルで妥協のない、静粛性に優れた6.75リッターV型12気筒ツインターボ・ガソリン・エンジンと、特徴的な8速ギアボックスが搭載されたことに加え、最大トルクは、アイドリング回転数をわずか600rpm上回る1600rpmで得られる。

サスペンションとシャーシのシステムは、カメラで前方の道路を読み取り、路面の変化に合わせてサスペンションを可変させるフラッグベアラー・システムによって強化されたことに加え、GPSデータを利用してカーブの曲率に応じた最適なギアを選択するサテライト・エイデッド・トランスミッションを搭載。

このようなテクノロジーが一体となって機能し、ゴーストは過酷な悪路を予測して難なく対応し、比類なき静粛性と、卓越したダイナミズムとアジリティを見事に融合させる。

ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII

ドライバーに焦点を当てた唯一無二のモデル、ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズIIも同時に発表。

ロールス・ロイスの破壊的な分身であるブラック・バッジの最もパワフルで俊敏かつ技術的な表現を具現化したブラック・バッジ・ゴースト・シリーズIIには、控え目ながらもインパクトのあるエクステリア・デザインを採用。

また、強力なV12エンジンがハイパワー設定で搭載されており、ゴースト・シリーズIIと比較して29ps高い出力と50Nm高いトルクを発揮。

この卓越した最新モデルは、先代モデルの圧倒的な成功を礎として、ラグジュアリーなドライビング体験の大胆なビジョンを体現する。

ゴースト・エクステンデッド・シリーズII

シリーズIIが象徴する本質的なアジリティとビスポークの可能性を求めつつ、最上級のリア・スイート・スペースを求める顧客のために、ゴースト・エクステンデッド・シリーズIIも展開。

エレガントなシルエットはそのままに、リア・ドアと開口部を拡張することで、リア・スイート・スペースを170mm拡大。

最高峰のスタイルを追求する方々には、プライベート・ジェットのキャビンを想起させるリクライニング式のセレニティ・シートも用意する。

シリーズII同様に、シャンパン・クーラーも選択可能だ。

ロールス・ロイス・ゴースト・シリーズIIを映像で