一充電での走行距離は906km BMW iX3 ノイエ・クラッセ第一弾モデル登場

新型BMW iX3は国際的な自動車ジャーナリストにより高く評価され、2026年の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」および「ワールド・エレクトリック・ビークル」をダブル受賞している。

一充電での走行距離は906km BMW iX3 ノイエ・クラッセ第一弾モデル登場

次世代コンセプト

BMWは、次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」の第一弾モデルとなる新型モデル「iX3」の販売を開始した。

新型BMW iX3は、プレミアム・コンパクト・セグメントに属するSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)であるBMW X3のラインアップに新たに加わる、BMWが提唱する次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」の第一弾モデルとなる電気自動車だ。

WLTCモードでの一充電での航続距離は906kmであり、BMWの個性豊かな新たなデザイン言語によりモダンかついつまでも色あせないデザイン、BMWが誇る第6世代BMW eドライブテクノロジー、BMWオペレーティング・システムXをベースとしたBMWパノラミックiドライブが特徴的な、前輪と後輪に電気モーターを持つ電動4輪駆動モデルとなるiX3は、BMWらしいドライビング・ダイナミクス、最新の運転支援システムを持つ唯一無二のモデルである。

一充電での走行距離は906km BMW iX3 ノイエ・クラッセ第一弾モデル登場

最新テクノロジーとバッテリー

新型iX3には、BMWグループが誇る最新テクノロジーとなる第6世代のBMW eドライブが採用されており、Gen6(ジェンシックス)とも呼ばれる第6世代のBMW eドライブは、主に、「新設計の高電圧バッテリー」、「800Vアーキテクチャ」、「進化した電動駆動ユニット」が特徴的だ。

搭載される高電圧バッテリーは、「セル・トゥ・パック」設計による革新的なバッテリーで、従来、高電圧バッテリーは、個々のバッテリー・セルをモジュール化し、車両に搭載(パック)していたが、「セル・トゥ・パック」設計では、バッテリー・セルを直接パックに組み込むことで、効率の向上、重量の削減、冷却効率の向上等を実現。

バッテリー・セルには、直径46mm、高さ95mmの円筒形セルを採用し、パックした円筒形セルを車両床面に敷き詰めており、これにより、バッテリー容量は109.1kW/hを確保し、WLTCモードでの一充電走行距離は906kmを実現する。

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800Vアーキテクチャと外部給電機能

BMWグループの電気自動車として初となる最大320kW充電に対応しており、15分間の充電時間にて最大約395km走行相当の電力量を充電可能であり、10%から80%までの充電は26分程度で完了。

今後、海老名サービスエリア等に設置が予定されている一口最大出力350kW(総出力400kW)の急速充電器を利用した場合は、15分間の充電時間にて最大約420km走行相当の電力量が充電可能となる。

またiX3は、車両の高電圧バッテリーに蓄えた電力を有効活用する、外部給電機能に対応しており、V2H機能では、対応する充放電設備を介して、車両への充電に加え、車両から住宅等への給電が可能であり、停電時には車両を自宅のバックアップ電源として活用することが可能だ。

また、V2L機能では、対応する外部給電器を介して、車両の高電圧バッテリーから電気機器等へ電力を供給することがも可能だ。

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進化した電動駆動ユニット

BMWグループの電気自動車として初採用となる「誘導モーター」を前輪に採用し、後輪には「巻き線界磁式同期モーター」を採用し、効率と性能の向上を実現。

前輪に採用の「誘導モーター」は、構造が単純で頑丈な非同期式電動機であり、4輪駆動モデルの前輪に使用する理想的な補助駆動ユニットで、通常走行時は前輪駆動を停止し、前輪の駆動が必要な時だけ駆動することで、効率を最大化。

後輪に採用の「巻き線界磁式同期モーター」は、レア・アースが不要な環境負荷を削減したモーターであり、 ローターに永久磁石ではなく電磁石(界磁巻線)を使用。

界磁電流を調整して磁力を可変できることにより、正確な出力制御、高効率で航続距離を延長させることが可能となっている。

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ディスプレイ

BMWモデルにおいて初採用となる革新的なBMWパノラミックiドライブは、43.3インチのBMWパノラミック・ビジョンと17.9インチのセンター・ディスプレイより構成される。

BMWパノラミック・ビジョンはフロント・ウィンド・スクリーン下部の端から端までの約110cmに渡って設けられており、ドライバーの好みに応じてカスタマイズが可能であり、スピードメーター、シフト・ポジション、充電状態、走行可能距離の表示はもちろんのこと、外気温や時間等を表示させることが可能だ。

このBMWパノラミック・ビジョンの採用により、従来のいわゆるメーターパネルは廃止され、すっきりとしたモダンな印象を与えていると共に、運転中のドライバーの目線の移動が最低限となるので、安全に寄与する。

ダッシュボード中央に位置するセンター・ディスプレイは、タッチ操作により車両のほぼ全ての機能を操作することができ、ドライバー側に17.5度傾けられていることにより、操作が容易であり、また、BMWモデルにおいて初採用となる「BMW 3Dヘッドアップ・ディスプレイ」は、奥行きを持たせた表示が可能となり、例えば、ナビゲーション・システムによるルート案内表示においては、実際の道路をトレースしているかの如く、走行すべき道路を表示させることが可能だ。

一充電での走行距離は906km BMW iX3 ノイエ・クラッセ第一弾モデル登場

新しいデザイン言語を採用したデザイン

iX3は、BMWの次世代モデル「ノイエ・クラッセ」を象徴するモデルとして、新たなデザイン言語を採用している。

このデザインは、BMWらしい伝統的なフォルムを継承しながら、無駄を徹底的に削ぎ落とし、よりモダンでタイムレスな表現へと昇華させた。

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エクステリア・デザイン

4輪が際立つ力強い2ボックス・シルエットと、SAVならではの堂々としたプロポーションを採用。

アップライトなフロントエンドには、新世代のブランド・フェイスを形成する縦型キドニー・グリルと垂直配置のLEDヘッドライトを組み合わせ、1960年代のノイエ・クラッセを現代的に再解釈した。

さらに、発光するBMWキドニー・グリル・アイコニック・グローや特徴的なライト演出により、昼夜を問わず高い存在感を発揮し、ボディ側面は、モノリシックな面構成と最小限のキャラクター・ラインによって洗練された印象を生み出し、スポーティさを表現すると共に、ボディ同色のホイール・アーチやフラットなドア・ハンドルも特徴的だ。

リアには、BMW伝統のL字型ライトを水平基調で再解釈したテールライトを採用し、力強くスポーティなデザインを完成させている。全体を通じて、BMWの本質をより純粋な形で表現した新時代のデザインとなっている。

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インテリア・デザイン

BMWの新しいデザイン言語を反映し、モダンで開放的な空間と先進的なデジタル体験を融合。

水平基調のコックピットは乗員を包み込むようなデザインを採用し、温かみのある明るい雰囲気を演出。

無駄を削ぎ落とした造形により、ドライビング体験と新世代の操作系「BMWパノラミックiドライブ」を際立たせており、必要な情報を適切なタイミングで最適な場所に表示することで、BMW史上最高レベルのドライバー・フォーカスと高いカスタマイズ性を実現。

さらに、ディスプレイや照明、サウンドを統合的に制御することで、直感的かつ没入感の高いユーザー体験を提供する。

電気自動車用アーキテクチャを活かした広々とした室内空間と、SAVらしい高い着座位置により、快適性と視認性も向上し、広大なウインドウ・エリアやパノラマ・ガラス・サンルーフが豊かな採光も実現し、開放感をさらに高めた。

バックライト付きファブリック素材を採用したフローティング・インスツルメント・パネルや、新しいサウンド体験を提供する「BMW HypersonX」も採用し、照明、音響、表示を連動させるMy Modesとともに、乗員一人ひとりに合わせた上質で個性的な空間を創出する。

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4つの高性能コントロール・ユニット「スーパーブレイン」

iX3は、4つの「スーパーブレイン」と名付けられた高性能コントロール・ユニットによって制御される。

「ドライビング・ダイナミクス」、「運転支援システム」、「インフォテインメント」、「ベーシック&コンフォート」の機能で構成される、それぞれの「スーパーブレイン」にすべての機能が集約されており、継続的なアップグレードにより、AI機能などの将来的な機能アップデートにも対応できるように設計された。

特に「ドライビング・ダイナミクス」を司る「スーパーブレイン」は、「Heart of Joy(ハード・オブ・ジョイ)」と名付けられ、ドライブトレインとドライビング・ダイナミクス・マネジメントの役割を担う。

この高性能なコントロール・ユニットは、ドライブトレーン、ブレーキ、エネルギー回生、ステアリングの補助機能であり、BMWダイナミック・パフォーマンス・コントロールのソフトウェア・スタックと連携することで、新たな水準と正確性を発揮しながら、ドライビング・ダイナミクスに関わるあらゆるパラメーターを計算。

iX3のドライバーと同乗者は、走行シーンやスピードに関わらず、BMWらしい独自の調和が取れたドライビング・フィールを体感することが可能であるが、アクセルやブレーキ、ステアリング操作のすべての動きが、ダイレクトで確実かつ正確に実行される。

「BMWシンビオティック・ドライブ」と呼ぶ、抜群のトラクションや効率的なエネルギー回生、スムーズな停車プロセスは、BMWの歴史の中でも特に優れており、これらは、「Heart of Joy」の神髄の一つである。

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BMWオペレーティング・システムX

BMWオペレーティング・システムX(エックス)は、新世代のBMWパノラミックiドライブを支える中核ソフトウェアとして開発され、高度なパーソナライゼーション、デジタル・サービス、コネクティビティを実現。

ドライバー毎に設定を管理するBMW IDは、デジタル・キーや物理キーと連携することで、パノラミック・ビジョンの表示内容、ウィジェット配置、お気に入りのメディア、シート設定などを自動的に呼び出し、一人ひとりに最適化された車内環境を提供。

マップ機能は、電気自動車用に最適化されたルート案内と充電計画機能を備え、3Dヘッドアップ・ディスプレイやBMWパノラミック・ビジョンと連携することで、直感的かつシームレスなナビゲーション体験を実現する。

一充電での走行距離は906km BMW iX3 ノイエ・クラッセ第一弾モデル登場

BMWデジタル・キー・プラスにより、スマートフォンやスマートウォッチを車両キーとして利用することが可能であり、乗降時のライトやサウンド演出もカスタマイズ可能だ。

エンターテインメント面では、Spotifyなどの音楽配信サービスに加え、AirConsoleによるゲーム、Disney+やYouTubeなどの動画配信サービス、停車中のZoomビデオ会議にも対応し、車内を高度なデジタル空間へと進化させている。

BMWコネクテッド・ドライブ・ストアでは、車両機能やサービスを後から追加できるほか、60以上のサード・パーティー製アプリを提供するコネクテッド・ドライブ・アプリ・ストアにもアクセス可能。

My BMWアプリとの連携も強化され、車両情報の確認やリモート操作、車内外のデジタル体験がよりシームレスになっている。

さらに、新しいBMWソフトウェア・アップデート機能により、無線による機能更新が容易になり、車両購入後も継続的に進化する環境を実現し、Apple CarPlayとAndroid Autoも標準装備され、スマートフォンとの高い親和性を備えた、将来性の高いデジタル・プラットフォームとなっている。

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安全機能・運転支援システム

ドライビング・アシスト・プラスとしてアクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を、標準装備。

高速道路上での渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」については、2019年に日本においてBMW社が初めて国内認可取得モデルを発表しているが、この機能の発展版となる「ハイウェイ・アシスト」を、iX3では標準装備。

「ハイウェイ・アシスト」は、高速道路上において、時速130kmまで、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となる。

また、「ハイウェイ・アシスト」の機能の1つである「レーン・チェンジ・アシスト」では、車両が周囲の状況を確認し、安全に車線変更できると判断した際に、システムがドライバーへレーン・チェンジを提案し、ドライバーは、日本国内で販売されるBMWとしては初めて、ドア・ミラーを見るという自然な動作により、車線変更を実施する。

BMW iX3を映像で