新型シトロエンC5エアクロス登場 13インチ縦型ウォーターフォールスクリーン搭載
ステランティスが開発したプラットフォーム、STLA-Medium(ステラ・ミディアム)とブランド最新のハイブリッドシステムを搭載することで、快適性と走行性能を高次元で融合した。

フラッグシップモデル「C5エアクロス」
シトロエンはフラッグシップモデル「C5エアクロス」をメーカー希望小売価格(税込)535万円~で発売した。
シトロエンが誇るコンセプト、コンフォート。これは、心身ともに快適な移動体験を提供するブランドの矜持だ。
近年では、Advanced Comfortとして身体的、精神的、直感的な快適さ、そして人生を謳歌する豊かさ=ウェルビーイングへと進化したコンフォートを提供。
新型「C5エアクロス」は、シトロエンが長年にわたり追求してきた快適性と独創性をカタチにした、現代にふさわしいCセグメントSUVモデルとなる。
グレード
新型「C5エアクロス」は、上質さと実用性をバランスよく備えたベーシックモデルの「プラス」と、シトロエンならではの快適装備をさらに充実させたハイグレードモデルの「マックス」の2グレード展開だ。
システムはブランド最新世代の1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンと電動モーター内蔵6速デュアルクラッチ式トランスミッションを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。
低速域では電動モーターが積極的にアシストし、発進時や市街地での走行をより滑らかにし、高い静粛性とともに、より快適で上質なドライビングフィールを実現する。
市街地では最大50%の時間で電動走行することが可能であり、燃費性能の向上とCO₂排出量の低減にも貢献する。
エンジン:1.2リッター直列3気筒ガソリンターボエンジン
モーター最高出力:16kW
駆動用バッテリー:48V
システム合計最高出力:100kW / 136ps
トランスミッション:6速デュアルクラッチオートマティック
燃費:19.4km/L(WLTCモード)
STLA-Mediumプラットフォーム
新型「C5エアクロス」は、ステランティスがマルチパワートレインへの対応を前提に開発したSTLA-Mediumプラットフォームを、シトロエンとして初めて採用したモデルだ。
このプラットフォームは、車室内スペースの最大化、低重心化、そして乗り心地とハンドリング性能の向上を主な目的として設計されている。
ゆとりある室内空間と安定感のある走行性能を両立し、シトロエンが大切にしてきた快適性の思想を次世代へとつなぐ基盤となった。
エクステリア
新型「C5エアクロス」は、シトロエンが掲げる新しいデザイン言語を体現し、空気抵抗を最小限に抑えるよう設計された、滑らかなエアロフォルムをエクステリアに採用。
流れるようなボディラインと存在感のある造形を融合することで、SUVとしての力強さとシトロエンならではの日常に歓びをもたらす上質さを両立した。
全長は4655mmと、従来モデルから165mm拡大。ゆったりと伸びやかなロングホイールベースが生み出す安定感のあるプロポーションに加え、ボディサイドを貫くように施された流麗な凹凸(キャラクターライン)が、モダンで洗練された印象を際立たせる。
見た目の美しさと機能性の両方に貢献したデザインで、さらに、大径19インチホイールを組み合わせることで、上級SUVにふさわしい存在感を足元から演出している。
◆フロントデザイン
フロントフェイスは、日本で2019年発表の前モデルが醸し出した柔らかな印象から一転し、シャープでモダンな造形へと大きな進化を遂げた。
水平基調のデザインをベースに、動きと奥行きを生む立体的な構成を採用し、SUVとしての力強さと品格が生み出され、フロント中央には、新世代シトロエンを象徴するブランドエンブレムを配置し、先進的な表情を際立たせている。
また、3つのセグメントに分割されたシグネチャーライトにより、一目で「C5エアクロス」とわかる個性的な装いで、周囲の環境に応じて最適な配光を行うLEDマトリクスヘッドライトを組み合わせることで、昼夜を問わず高い視認性と快適な運転環境を提供する。
◆リアデザイン
リアには、3本のラインを組み合わせたデザインのテールランプを採用し、奥行きを感じさせる立体的な光の表現により、後ろ姿からも個性と先進性を際立たせている。
フロントフェイスと呼応するように、シトロエンのロゴエンブレムを大胆に配置し、新世代のシトロエンデザインが強調された。
最大の特長のひとつが、空力性能の向上にも寄与する「Citroën Light Wings(シトロエン・ライト・ウイングス)」の造形で、このデザインは、2022年のパリモーターショーで発表された「Oli concept(オリ・コンセプト)」において提案された思想を受け継ぐもので、環境負荷の低減に貢献する実用的な意匠として採用された。
デザイン性だけでなく、高速走行時の安定感にも配慮した、美しく洗練されたリアビューを実現している。
◆サイドデザイン
サイドには、フロントからリアへと流れるキャラクターラインを採用。
前モデルと比較してよりワイドなボディに抑えられた全高、そして新たに採用したSTLA-Mediumプラットフォームによるボディ構造が加わり、視覚的にも走行性能面でも安定感のあるプロポーションを形成した。
その上で、エアロダイナミクスを考慮した滑らかな造形とすることで、ボリューム感のあるフォルムでありながら軽やかな印象に仕上げられ、緩やかに張り出したフェンダーと水平基調にデザインされたサイドガラスのラインが、全体のバランスを整え、個性を感じさせながらも親しみを与えるデザインとなった。
◆ホイール
19インチのブラックアロイホイールを標準装備し、ホイール名の「ZIRCON(ジルコン)」は、地球上で最も古い天然鉱物のひとつとされる宝石に由来する。
その高い屈折率によって生み出される力強い輝きのジルコンモチーフとしたデザインだ。
インテリア
ハイグレードである「マックス」は、“乗る人すべてを柔らかく包み込む快適性” をテーマにした “C-Zen Lounge(シー ゼン・ラウンジ)”コンセプトを基に設計されている。
水平基調のレイアウトと、ファブリックや柔らかい触り心地の素材を効果的に組み合わせ、運転中もまるでラウンジで過ごしているような、リラックスできる上質空間を実現した。
◆アドバンストコンフォートシート
「マックス」グレードには、シトロエンが誇るアドバンストコンフォートシートの最上級仕様を専用装備している。
ふんわりとした柔らかさと長時間でも疲れにくい確かなサポート力を両立するとともに、素材の肌触りにまでこだわった上質な仕立てが特徴で、シート単体の快適性にとどまらず、車内全体にラウンジのような安心感とくつろぎをもたらす。
背もたれやサイドサポートには厚さ15㎜のパッドを採用し、シートヒーター、ベンチレーション、マッサージ機能などを備えることで、ワンランク上の快適性を提供する。
◆ウォーターフォールスクリーン
新装備として、ステランティスグループの車両に搭載されるスクリーンの中で最大級サイズの13インチ縦型スクリーン「ウォーターフォールスクリーン」を搭載。
ナビゲーション、メディア、車両設定、空調操作などを集約し、直感的で先進的な操作性を提供し、固定ステータスバーやカスタマイズが可能なショートカットキーにより、必要な情報へ素早いアクセスが可能だ。
◆後部座席とラゲッジスペース
拡大されたボディサイズにより、後部座席のレッグスペースは従来モデル比+50mm、頭上スペースは+68mmを確保し、大人もゆったりと過ごせる広さを実現した。
「マックス」グレードでは、後部座席にもシートヒーターを装備し、乗員全員が快適に過ごせるラウンジのような室内空間とし、加えて565Lの大容量ラゲッジスペースを備え、日常使いからレジャーまで幅広いシーンで高い実用性を発揮する。
◆快適装備と演出
インテリア全体にはファブリックや柔らかな素材を随所に採用した上、8色から選択可能なアンビエントライトが、好みに応じた落ち着きある雰囲気を室内にもたらし、ヘッドアップディスプレイは、運転中の視線移動を最小限に抑え、安全で快適なドライブをサポートする。
◆ユニークなディテール
「マックス」グレードでは、ブランドの拠点であるパリを象徴する情景をモチーフにしたグラフィックをリアガラスにさりげなく施し、光の差し込み方によって表情を変える演出を取り入れている。
さらに、グローブボックスの内側には1919年以来のシトロエンの代表モデルがデザインされており、それらはすべて「C5エアクロス」が生産されるフランス、レンヌ工場で生み出されてきたモデルで、100年を超えるブランドの歴史と誇りを車内の至るところから感じることができる。
「プラス」グレードにおいても、シトロエン独自のアドバンストコンフォート思想に基づく快適な空間設計に加え、新世代のユーザーインターフェースを採用したウォーターフォールスクリーンやデジタルメーター等を搭載し、直感的で快適な操作環境を提供する。
走行性能とテクノロジー
◆プログレッシブ・ハイドローリック・クッション
シトロエン独自のサスペンション技術である「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」を標準装備し、路面からの入力を段階的に制御、吸収することで、凸凹による衝撃を穏やかに抑え、フラットでしなやかな乗り心地を実現する。
その感覚は、“魔法の絨毯”と称されるほどで、シトロエンならではの快適性を象徴する技術だ。
◆LEDマトリクスヘッドランプ
前方の車両や周囲の状況に応じて照射範囲を自動制御するLEDマトリクスヘッドランプをシトロエンとして初採用し、夜間走行時の視認性を高めながら、対向車や先行車への眩惑を抑え、安全で快適なドライビングをサポート。
◆誤発進制御サポート
シトロエンとして初採用となる機能で、停車時や低速走行時に、前後の障害物を検知した状態でアクセルペダルが強く踏み込まれた場合、車両の加速を抑制。
アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を防止し、日常におけるドライビングの安全性を高めるっほか、他にも、アクティブクルーズコントロールやレーンポジショニングアシストなど先進の運転支援機が搭載されている。
ボディカラー
新色を含めた4色のボディカラーが、新型「C5エアクロス」の個性を際立たせる。
◆新色「ヴェール・アストリア」
アメリカ・オレゴン州の港町アストリアに着想を得た新色で、奥行きのあるグリーンが穏やかで落ち着いた印象を与える。
◆「ルージュ・ルビ」
宝石ルビーに由来する深みのある赤が、ボディの造形を美しく際立たせ、フランス車らしい華やかさを演出する。
◆「ブラン・オケニトゥ」
クールでメタリックな輝きをまとったホワイトで、シャープなデザインと上質感を引き立てる。
◆「ノアール・ぺルラネラ」
“黒い真珠”を意味する名の通り、奥行きのある艶を湛えたブラックが、重厚で洗練された印象をもたらす。








