2026年9月発表 歴代の名作からの学びを反映 ジャガー新型ラグジュアリー4ドアGT
2026年9月に発表予定の新生ジャガーは、その活気あふれるモダンなデザイン、先駆的なテクノロジー、直感的なドライビングダイナミクスによって、未来の同社基盤となる。

英国・ゲイドン発
ジャガーは、初となる市販車モデルの4ドアGTを2026年9月に世界初公開することに先駆け、新生ジャガーの開発ストーリーを公開した。
エンジニアたちは、ジャガーブランドの未来を描く取り組みを前に、これまでジャガーが送り出してきた名車を見直した。
まず、ジャガーの本質であるダイナミックな走りを紐解くために、歴代のアイコニックなモデルを運転することから始めた。
これは現代的観点で構想されたラグジュアリー4ドアGTに、ジャガーの神髄を吹き込むには欠かせない手順で、新型ラグジュアリー4ドアGTは、余裕のある力強いパワーがもたらす魅力的なドライビングと、洗練された落ち着きという2つの個性を1台で具現化する。
この2つの個性は「Eタイプ」/「XJS」/「XJ」といった名車に共通するDNAであり、エンジニアたちは新型モデル開発にあたり、2023年5月にこれらのモデルを運転する機会を設けた。
エンジニアリング・ディレクターのコメント
JLRのビークル・エンジニアリング・ディレクターであるマット・ベッカーは、次のように述べている。
「開発の初期段階で、私たちは異例ともいえる方法を取り入れ、歴代の名車を実際に運転することに時間を費やしました。
何がジャガーをジャガーたらしめているかを肌で感じるためには必要な作業でした。
ジャガーは常に、最高のパフォーマンスと快適性という2つの要素を完璧に調和させていますが、このことは新型ラグジュアリーGTでも例外ではありません。
この新型モデルはジャガーというブランドを象徴するあらゆる要素を具現化しています。
かつて創業者のウィリアム・ライオンズ卿は、『運転は喜びであるべきであり、雑用や作業であってはならない』とよく言っていました。
“Spirit of Jaguar Drive”と称したこの体験は、余裕のある力強いパワーと洗練された落ち着きという、JAGUAR独自のドライビング特性の再認識につながりました。
そしてこれらは、新生JAGUARが投入するラグジュアリー4ドアGTにも不可欠なものであり、その長いボンネットと低いルーフラインは、過去の名車とのつながりを強く想起させ、EVデザインの常識を覆すものです」
「XK120」/「Eタイプ」/「XJクーペV12」/「XJS」/「XJシリーズI」の運転を通じて、エンジニアたちはジャガーのルーツと各モデルに共通する要素を五感で感じ、新型ラグジュアリー4ドアGTに反映、進化させる。
落ち着いたドライビングが特徴の「XK120」からは、ドライバーを包み込むような室内が必要であること、そして同じクラスの現行モデルのパフォーマンスレベルを超えなければならないことを学んだ。
ジャガーを代表する「Eタイプ」からは、快適でリラックスできる空間でありながら、速さと扱いやすいパフォーマンスを備え、ジャガーの人目を惹く絶対的な存在感を学んだ。
そして、4ドアGTのドライビングダイナミクスは、パフォーマンスと快適性を併せ持つ「XJクーペ」からのインスピレーションを強く受けている。
「XJクーペ」のV12エンジンは常に余裕のあるパワーを発揮しながらもラグジュアリーサルーンのようなシャシーで快適な乗り心地を提供する。
当時、長距離を速いベースで移動できるように設計された「XJS」は、現代のエンジニアたちに新たな刺激と活力を与えた。
「XJS」のコーナーを鋭く駆け抜け、自信に満ちた走りは、新型4ドアGTにも受け継がれる。
1968年にワールド・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた「XJシリーズI」は、時代を超越した魅力を持つ代表作のひとつだ。
その余裕あるパワーと卓越した洗練性という特性は、ジャガーの未来の中核を成すものだ。
ジャガーの精神を忠実に再現するため、新型ラグジュアリー4ドアGTには現実世界およびバーチャル環境での厳しいテストによる開発スケジュールを適用している。
世界中の過酷な条件と環境およびデジタル領域でのテストにより、ジャガーは独自のドライビング特性を磨き上げ、4ドアGTのための推進技術の自社開発をし、他社のEVと一線を画す。
インテリジェントなトルクベクタリングとトリプルモーター技術により、1000ps以上、1300Nm以上のトルクを発揮。
必要な時に必要な場所にパワーを供給し、わずか1ミリ秒で反応するソフトウェアによって、刺激的で満足感のあるドライビング体験を実現。
ダイナミックエアサスペンションとツインバルブアクティブダンパーが連携し、乗り心地を洗練させます。安定性を損なうことは一切ない。
マネージング・ディレクターのコメント
ジャガー担当マネージング・ディレクターであるロードン・グローバーは次のように述べている。
「私たちは開発の初期段階から、真のジャガーを目指していました。そのために、ブランドのルーツを掘り下げ理解することから始めました。
過去90年間に誕生した偉大なジャガーの名作を実際に運転することが、この目的を果たす最良の方法でした。
これにより、最先端の技術を搭載する新型ジャガーの誕生に向けて、明確な方向性を確立することができたのです」





