モーガンの新たな章 スーパースポーツ400登場 新たな成長段階へ
スーパースポーツ400は最新のフラッグシップとして、オーダーメイドスポーツカーの世界市場において、性能、洗練、そして立ち位置の新たな水準を打ち立てる。

史上最もパワフルなカタログモデル
モーガンは、ブランド史上最もパワフルなカタログモデル、スーパースポーツ400を発表し、日本での販売を開始した。
モーガンのカタログモデルとして初めて400psの大台を超える出力を発揮するスーパースポーツ400は、シリーズの頂点に立つ新たなフラッグシップモデルで、モーガンのパフォーマンスの進化において、大きな一歩を刻む一台となる。
スーパースポーツ400は、スーパースポーツのコンセプトをさらに追求したモデルで、走りの速さ、正確さ、そしてドライバーとの一体感を一段と際立たせており、スーパースポーツが従来から備える落ち着きと扱いやすさは受け継ぎつつ、走行性能に軸足を置くことで、より濃密で意志のあるドライビング体験を実現している。
2025年に登場したスーパースポーツは、モーガンのラインナップに新たな次元のダイナミズムと洗練をもたらしたモデルであり、その土台となったのが、先進的なCXVアルミニウムプラットフォームと、現代のエンジニアリングと伝統的なコーチビルディングの巧みな融合だ。
スーパースポーツ400は、この土台をそのまま受け継ぎ、ターゲットを絞った技術開発と性能向上により、スーパースポーツのアーキテクチャが秘めていた可能性をさらに引き出した。
BMWとの長年にわたる技術提携に支えられ、高められた性能は精度、安定性、そしてバランスを兼ね備えた形で実現されており、スーパースポーツ400の登場は、モーガンにとって戦略的な成長と製品開発の新たな段階の幕開けでもあり、今後もオーダーメイドモデルや限定生産モデルを順次発表し、製品ラインナップの拡充と世界市場での存在感の向上を進めていく。
スーパースポーツ400の登場は製品としてのマイルストーンであると同時に、前進する勢いを示す一台でもあり、スーパースポーツプラットフォームの自然な進化形として、軽量構造、職人技、アナログなドライビング体験というモーガンの原則に忠実であり続けながら、同社の高性能モデルの領域を広げていく。
ドライバーを中心に据えた走り
スーパースポーツ400は、歴代のモーガンの中で最もダイナミックな性能を備えたモデルで、スーパースポーツが持つレスポンスの良さ、正確さ、安定感を土台に、ドライバーとの一体感をさらに追求した。
スーパースポーツではオプションだったダイナミックハンドリングパックを標準装備とし、これは本モデル専用に再調整されたもので、最適なパフォーマンスを発揮するようにチューニングされたバルブとスプリングレートを備えた、調整可能なフロントおよびリアのナイトロン製ダンパーが特徴だ。
減衰力は24段階で調整でき、ドライバー自身の好みや路面状況に合わせて乗り心地とレスポンスを調整することが可能となっている。
またサスペンションジオメトリとダンピング特性の見直しにより、ボディコントロールと安定性が向上しており、ドライバーの操作に対して、より予測しやすく正確なレスポンスを実現している。
とくに激しいコーナリングでは、シャシーの動きがつかみやすく、確かな手応えが得られるが、それでいて、スーパースポーツプラットフォームが持つ滑らかさと親しみやすさは損なわれておらず、オプションのリミテッドスリップディファレンシャルを選べば、トラクションと安定性はさらに高まる。
エンジンは最新のBMW B58「O1」直列6気筒ターボで、8速ZFオートマチックトランスミッションと組み合わされる。
408psを発生するこのパワートレインは、鋭い立ち上がりと優れたレスポンスを発揮し、CXVアルミニウムプラットフォームに組み込まれたエンジンは、走りのバランスと正確さ、そして純粋さを保つよう入念に調整された。
性能向上の構造的な土台となるのが、スーパースポーツで初めて採用された先進的なCXVアルミニウムプラットフォームで、スーパースポーツ400は、このアーキテクチャの可能性を最大限に引き出した。
出力の向上に加え、シャシーの制御性と精度も高められており、ドライバーはその性能を余すところなく引き出すことができる。
出力の向上は際立っているが、エンジニアリングの狙いはそれだけではなく、モーガンの軽量化哲学を受け継ぎ、高められたパワーが正確かつ意のままに引き出せるよう仕立てられている。
BMWとの長年の技術提携がこのアプローチを支え、性能の向上と洗練性、効率性を両立させた。
専用に開発された新型ハイフローアクティブパフォーマンスエキゾーストシステムは、より際立ち、力強いサウンドを奏でる上に、エンジンの特性に合わせてチューニングされており、走りの高揚感を高め、ドライバーとマシンの一体感を強める。
性能が大きく高まった一方で、スーパースポーツ400の運転感覚は直感的で、安心感があり、この性能と扱いやすさのバランスにより、ドライバーの経験を問わず、幅広い走行条件下でこの車を楽しむことができる。
ドライバーとのアナログなつながりは、変わらず中心的な要素で、ステアリングフィール、スロットルレスポンス、シャシーからのフィードバックは、一切のフィルターを介さず、即座に、そして明確に伝わり、ドライバー、マシン、路面の関係は、より強固なものとなった。
すべてのモーガンモデルと同じく、パワー、重量、レスポンスの関係が基本にあり、このクルマを定義するのは、出力の数値ではなく、その性能がどう発揮されるかで、より研ぎ澄まされ、より正確で、より確かな走り。それでいて、モーガンのコアバリューに完全に忠実だ。
明確な意図を持つデザインの進化
スーパースポーツ400のデザインは、スーパースポーツのデザイン言語を熟考のうえで進化させたもので、高められた性能を反映しながらも、現代のモーガンを特徴づけるシンプルさと控えめな美しさを保っている。
モーガンの機能的なデザイン哲学では、あらゆる要素が装飾としてではなく、車体のフォルムに溶け込む。
スーパースポーツ400はこの考え方をさらに進め、繊細でありながら明確な意図を持つ改良が、研ぎ澄まされた性格と性能の高まりを伝える。
フロントウィングに設けられたベントは、機能と外観の双方にメリットをもたらしており、ボディワークにすっきりと溶け込みながら空気の流れと冷却性能を高め、控えめに、しかし確実に、この車の性能の高さを物語る。
スーパースポーツではサテングレーで仕上げられていたロワーボディワークが、グロス仕上げに変わったことにより流れるようなアルミボディとテクニカルな要素とのコントラストが強まり、デザインとエンジニアリングの結びつきが一層際立つ。
軽量鍛造19インチSportliteアロイホイールを標準装備し、バネ下重量と回転慣性の低減がレスポンスの向上に寄与し、足元により力強い存在感を与えた。
標準はミッドシルバー、オプションでダークブロンズ仕上げも選択可能で、タイヤは、その性能を引き立てるミシュラン・パイロット・スポーツ5を採用している。
インテリアにも一連の改良が加えられ、モーガンの職人技と素材へのこだわりはそのままに、パフォーマンス志向のキャラクターをより明確に打ち出している。
フルレザー内装に加え、社内の『カラー・マテリアル・フィニッシュ(CMF)』の知見を活かしたアルカンタラのオプションを幅広く用意。
単色のブラックのほか、4種類の2トーンの組み合わせも選択でき、いずれも相性の良いレザーと組み合わされる。
アルカンターラはステアリングホイールにも採用されており、ドライバーとの一体感を高め、さらにスーパースポーツ400専用のステッチパターンをシート、ドア、トランスミッショントンネルに施し、キャビン全体に統一感を生み出した。
専用の計器盤アートワークも、このモデルをシリーズの中で際立たせる要素で、手がけたのは、英国におけるスミス(Smiths)計器の製造元であるケアボント(Caerbont)社で、CANおよびLIN通信で動作しながら、アナログらしい表情を保っている。
またCX世代のモーガンとして初めて、アルミニウム製オートマチックギアセレクターをオプションとして設定した。
陽極酸化処理を施したダークグレーのアルミニウム仕上げで、人間工学に基づく設計と現代的な素材感を融合させ、正確で心地よい操作感をもたらしており、選択すると標準のシフトレバーに代わって装着され、スーパースポーツ 400専用のオプションとなる。
これらの要素が相まって、より研ぎ澄まされ、確固たる意志が感じられる空間を生み出し、素材、フォルム、機能が一体となってドライバーを支える。
個性の表現
モーガンには、すべての車がオーナーの個性を映すものであり、ピッカースレイ・ロードの熟練した職人によってコーチビルドされるという哲学があり、スーパースポーツ400は、その考え方をさらに体現するモデルだ。
新開発のサテンペイントは「フォージドグレー」「シルクシルバー」「セイルシルバー」「ホライゾンブルー」の4色で、洗練された現代的なパレットが車のフォルムを引き立て、外装の選択肢を広げる。
オプションではコントラストの効いたグレーのハードトップも選択可能で、テクニカルな印象のロワーボディワークと調和し、独特の表情を与える。
オプションのコーラルアクセントディテールは、エクステリアグラフィック、ブレーキキャリパー、マルケトリー仕上げのベニアを含むインテリアパーツなどに指定でき、控えめでありながら、際立ったコントラストを生み出す。
マルケトリーの採用は、手仕事のディテールをキャビンに織り込むモーガンの伝統を受け継ぐもので、ひとつひとつに職人の技と精度が宿り、インテリアに独自の表情を生む。
こうした要素によって、パーソナライズの幅はさらに広がり、1台ごとの仕様は、モーガンのデザインチームとディーラーネットワークとの綿密な打ち合わせを重ねて決められていく。







