ルノー・アラスカン(2022)多国籍ピックアップ

初めて見た人も多いはず。

メキシコやスペイン、アルゼンチンなどで製造され、兄弟車には日産(日本)、メルセデス・ベンツ(ドイツ)、そしてルノー(フランス)。

それでいて車名は“アラスカン”。名前まで含めて、実に多国籍なルーツを持つ一台です。日本ではなかなかお目にかかれません。

初めて見た人も多いはず。

メキシコやスペイン、アルゼンチンなどで製造され、兄弟車には日産(日本)、メルセデス・ベンツ(ドイツ)、そしてルノー(フランス)。

それでいて車名は“アラスカン”。名前まで含めて、実に多国籍なルーツを持つ一台です。日本ではなかなかお目にかかれません。

個人的にも「まさか日本にあったとは!」と思ったほどです。

日本ではどこにも売ってないので、もちろん並行輸入車になります。

主なマーケットは南米市場。タフな環境で使われることを前提に開発されたモデルです。

ルノー・アラスカン(2022)多国籍ピックアップ

兄弟車に日産とメルセデス・ベンツと書きましたが、当時はルノー・日産・ダイムラーが技術提携関係にありました。

スマートとトゥインゴ、AクラスとインフィニティQX30なども、その関係性から生まれたモデルです。

そしてピックアップでは、このアラスカン、日産ナバラ、メルセデス・ベンツXクラスが同じプラットフォームを共有していました。

ルノー・アラスカン(2022)多国籍ピックアップ

サイズは全長5399mm、全幅1850mm。参考までに日本の街でもよく見かけるトヨタ・ハイラックスは全長5340mm、全幅1855mm。

数値だけを見ると大きく感じますが、十分現実的なサイズ感で日本でも普通に乗れそうなのがいいですね。

エンジンは2.3Lディーゼル。日産とルノーが共同開発したYS23エンジンです。

実用域のトルクを重視したユニットで、ピックアップらしい力強さをしっかり支えてくれます。

ルノー・アラスカン(2022)多国籍ピックアップ

フランス車でピックアップ。

実はほとんど選択肢のない組み合わせが今ここに。

デザインやコンパクトカーの印象が強いルノーですが、そのバッジを掲げた本格ピックアップが存在するという事実自体が面白いと思います。

ルノー・アラスカン(2022)多国籍ピックアップ

インテリジェントキーやアラウンドビューモニター、LEDヘッドライト、シートヒーター、トノカバー、ETCといった装備も備わっています。実用一辺倒ではなく、日常使いもしっかり意識された仕様です。

見慣れたハイラックスとは少し違う選択肢を探している方にこそ、ぜひチェックしていただきたい一台です。

知っている人が少ないからこそ面白い。

そんな存在感を持った、多国籍ピックアップです。

ルノー・アラスカン(2022)多国籍ピックアップ
  • 永井陽向 Hinata Nagai

    絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で2000台以上の写真と解説を投稿。最新モデルから名車と呼ばれるクラシック、そして誰も気に留めないような隠れた一台まで。日々クルマとの新しい出会いがあり、そのたびに胸が高鳴る。その“ワクワク”を、クルマオタクとしての視点で丁寧に言葉へ落とし込みながら、読者のクルマ人生をより豊かにしていきたいと考えている。

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