当初はプロトタイプのみの計画も、開発チームの「唯一無二の究極のロードゴーイングカーを作ろう」という情熱によって、 市販化へ向けたプロジェクトへと発展した。
INDEX
世界110台の限定モデル
アルピーヌは、A110 史上最も高性能で、エクステリア、インテリアをオートクチュールの一着のように好みの仕様に仕立てることができる究極のA110Rウルティムと、このモデルにアルピーヌブルーのグラデーションカラーをハンドペイントし、特別なブルーレザーで統一したインテリアを組み合わせた特別仕様の「ラ・ブルー」の受注を開始した。
A110Rウルティムは世界110台の限定モデルで、内15台が「ラ・ブルー」となる。
アルピーヌとアルピーヌ・レーシングの技術の融合
搭載される1.8L直噴ターボエンジンは、他のアルピーヌモデルとは異なり、高性能スパークプラグ、
鍛造ピストン、強化コンロッドといった、アルピーヌA110 GT4レースマシンで使用される専用キットが
組み込まれ、高性能化を果たしている。
ターボは、大径化と新設計のコンプレッサーホイールの採用、軽量化されたタービンの採用で、過給効率とレスポンスが大幅に向上したことにより、ECUマッピングの最適化によって、このエンジンは最高出力 325ps/6000rpm、最大トルク420Nm/3200rpm を発生。
組み合わされるトランスミッションは、高トルクに対応し、シフトマッピングに専用のチューニングが
施された、新しい6速DCTで、トラクション性能を高めるために、トルセンLSDを新たに装備した。
前輪のスプリングとアンチロールバーは、アルピーヌA110Rウルティメに最適化され、4輪すべてに車高調整機能と伸・縮2ウェイ減衰力調整機能付オーリンズTTXダンパーが採用されている。
ブレーキシステムは、APレーシング製バイマテリアル330㎜ディスクを組み合わせた専用システムで、高性能ブレーキパッド、新設計の冷却ダクトにより、性能を大幅に強化。ABS、ESC(横滑り防止装置)にも専用のチューニングが施された。
新しいデザインの専用鍛造ホイールは前輪が18インチ、後輪が19インチで、専用開発のミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2が装着される。
さらなるダウンフォースを得るために、エアロダイナミクスも見直され、フレキシブルフリップフロントスプリッター、フロントバンパーフィン、エアダクト付ボンネットによって、フロント部のダウンフォ
ースはアルピーヌA110Rに対して120㎏(275 ㎞/h 時)増加。
フロントに搭載されているインバーテッドラジエーターを通った空気もボンネットのエアダクトから排出され、空力効果を高める。
新設計のリアスポイラーとダックテールスポイラーにより、リアの安定性が向上し、センターフィン、
リアディフューザー、サイドフリックにより空気抵抗と空力バランスを最適化。リア部のダウンフォースは、A110Rに対して40㎏(275㎞/h)増加した。
車両重量は1120㎏を達成している。
アトリエ・アルピーヌ
アルピーヌA110Rウルティメには、自分だけの理想のA110を創ることができる、アトリエ・アルピーヌ
と、カスタムメイドを意味するアトリエ・シュル・メジュールの、ふたつのオプションプログラムが用意される。
アトリエ・アルピーヌは、27色のボディカラー、4色のアルカンターラインテリアとブラックマイクロファイバーインテリア、3色のホイール、7色のブレーキキャリパーから、好みの色を組み合わせることができるオプションプログラムで、その組み合わせは、5670通りにも及ぶ。
アトリエ・シュル・メジュール
アトリエ・シュル・メジュールは、アルピーヌ、最高級皮革を使用した美しい家具で知られるポルトローナ・フラウ、そしてサベルトのデザインチームが手掛けた、先進的で独創的なインテリアデザインを提供。
センターコンソール、ダッシュボード、ステアリングホイール、ドアトリムを含むフロアからルーフまで、10色のレザーと、アトリエ・アルピーヌに設定されている4色を含む13色のアルカンターラを組合せてカスタマイズすることができる。
またボンネット、ルーフ、ルーフアーチ、リアフード、フィン、スポイラーなど、カーボンパーツとほとんどのエアロパーツをそれぞれ個別に選択したボディカラーに塗装することが可能(フロントスプリッター、サイドスカート、エクステンデッドディフューザーを除く)。
アトリエ アルピーヌ、アトリエ シュル メジュールの詳細は、アルピーヌ正規販売店で確認できます。
A110Rラ・ブルー
まるでハイスピードで疾走する車に刻み込まれたかのように、アルピーヌA110Rラ・ブルーのボディにはアルピーヌを象徴する「ブルー・アルピーヌ」と「ブルー・アビス」が溶け合った特別なブルーがペイントされている。
このハンドペイントによるグラデーションは、まるでひと塊の彫刻のように車全体を包み込み込んでおり、この特別な色彩はインテリアにも及び、ポルトローナフラウとサベルトのデザインチームの手による特別なブルー レザーで統一された。