• ジャガー / Eペイス(2019)

親しみやすさで選ぶジャガー

Eペイスは、ジャガー初のコンパクトSUVとして、Fペイスに続くSUVラインアップを広げる存在として誕生しました。初めての輸入車を選びたい方や、街に多いSUVとは違う一台を求める方にこそ、いま改めて知っていただきたいモデルです。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー

ジャガーと聞くと高級車のイメージを持たれる方も多いと思いますが、このEペイスはその固定観念から少し離れ、若い世代を含む幅広いオーナーが気負わず選べる存在を目指しています。

その理由は、細部を見ていくとよく分かります。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー

まずは、サイズと使い勝手です。

全長4410mm × 全幅1900mm × 全高1650mm。
全長はライバルの中間的な位置にあり、全幅はやや広めです。

この余裕のある全幅が効いており、リアシートに3名が座っても窮屈さが出にくく、幅のある荷物も積み込みやすくなっています。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー

室内はファミリーカーとして十分な広さを持ち、リアシートにはISOFIXも備わります。

ラゲッジは通常時577L、後席を倒せば1234L。リアシートを倒さずとも日常使いには余裕の容量です。電動テールゲートも装備されています。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー

この絶妙な全長と車幅は、スタイリングにも表れています。

重厚感の中に柔らかさがあり、英国車らしい品の良さが漂います。

今回の個体は、希少色シージアムブルーがその佇まいをさらに引き立て、出かけた先で思わず写真を撮りたくなるような魅力があります。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー

デザインは、当時ジャガーのデザインを率いていたイアン・カラム氏のチームによってまとめられました。

シルバーで縁取られたフロントグリル、Fタイプから着想を得たスポーティなライン。ジャガーらしさを凝縮しながら、コンパクトSUVとしての親しみやすさを巧みに織り込んでいます。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー

コックピットも同様です。

エアコン周りの配置、シフトノブ、モード切替スイッチ。シンプルでありながら考え抜かれた造形で、触れるたびに英国車らしい“整った美しさ”を感じられます。

ファブリックシートも日常使いには扱いやすく、気兼ねなく使える点が魅力です。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー

心臓部は2.0リッター直列4気筒ガソリンターボ。
P200は最高出力200ps/最大トルク320Nmと控えめな設定ですが、非力さは感じさせず、4WDの安定感も相まって扱いやすい印象です。

過度にスポーティさを追い求めるのではなく、日常域での扱いやすさを重視した味付けになっています。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー

そして足元は17インチ。

多くが18〜19インチを選ぶ中で、あえてのスタンダードサイズです。タイヤ交換コストを抑えられるだけでなく、乗り心地の向上にも寄与します。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー

中古車市場では手が届きやすい価格帯となった今だからこそ、この質感の高さがより際立ちます。

日常に寄り添いながら、英国車らしい気品をしっかりと纏う一台。

Eペイスは、そんな意外性のあるジャガーとして魅力を放っています。

ジャガー・Eペイス(2019)親しみやすさで選ぶジャガー
Written By
HINATA NAGAI

絵本よりも中古車情報誌を隅々まで読み込んでいた幼い頃。それ以来、ずっとクルマに魅せられてきた。高校生の時に初めたInstagram「hinacars」では6年間で200...

Learn More