メンバーインタビュー / 佐加良友貴さん

お客様の喜びを想像しながら

納車前の一台を仕上げ、そのまま積載車に載せてお客様のもとへ。ディテーリングと陸送、二つの仕事を担う佐加良友貴さん。黙々と車に向き合うことが好きだったはずが、RESENSEで見つけた新しいやりがいは、意外にもその先にあった。

お客様の喜びを想像しながら 佐加良友貴さん スタッフインタビュー

車をきれいにする、その先へ

磨き上げた車を、自分の手でお客様のもとへ届ける。

現在、佐加良さんがRESENSEで担っている仕事のひとつだ。

納車前のディテーリングから、積載車での陸送、そしてお客様への引き渡しまで。

一台の車が商品として仕上がり、次のオーナーのもとへ渡っていく。その過程を最初から最後まで見届けられる。

以前の佐加良さんにとって、少し意外な働き方だった。

「お客様と直接話すことが、こんなにモチベーションになるとは思っていませんでした」

かつてディテーリングを専門にしていた頃は、目の前にある車をいかにきれいに仕上げるかが仕事だった。

もちろん、それも好きだった。

けれど今は、その先にいる人の顔が見える。

自分が仕上げた車を届け、「ありがとう」と受け取ってもらう。

その瞬間まで関われることが、仕事への向き合い方を少し変えた。

それは、ディテーリングそのものにも変化をもたらしている。

以前は、目の前の車をいかにきれいに仕上げるかを考えていた。今は、その車を受け取る人がどう感じるかまで想像する。

車だけを見ていた視点が、その先にいるお客様へと広がった。

納車という瞬間を知ったことで、一台を仕上げる仕事にも、これまでとは少し違った景色が見えるようになった。

お客様の喜びを想像しながら 佐加良友貴さん スタッフインタビュー

もっと深くやりたかった

佐加良さんが車を好きになったのは、中学生の頃。

当時憧れていたのはドリフトだった。スポーティーなセダンが好きで、免許を取ってからは、実際にそうした車を楽しんだ。

社会に出ても、やはり車に関わる仕事がしたかった。そうして最初に選んだのが、ガソリンスタンドだった。

そこで約6年間勤務し、給油だけでなく、洗車やコーティングにも携わった。

そこで次第に強くなっていったのが、「もっと深くやりたい」という思いだった。

限られた時間の中で仕上げる洗車やコーティングではなく、一台の車ともっとじっくり向き合ってみたい。

そんな思いから、中古車販売会社のディテーリング部門へ転職した。

そこでの日々は、とにかく車を仕上げることの繰り返しだった。

一日に4、5台。毎日のように車と向き合い、どうすればよりきれいに見えるのか、どうすれば効率よく仕上げられるのかを考え続けた。

決して楽な仕事ではなかったが、佐加良さんにとっては充実した時間だった。

好きだったことを、仕事として深く掘り下げていく。

その感覚を初めて知った場所でもあった。

お客様の喜びを想像しながら 佐加良友貴さん スタッフインタビュー

募集がなくても

一方で、佐加良さんには以前から考えていたことがあった。

「いつかは自分でやってみたい」

そのためには、ディテーリングだけができるだけでは足りない。車に関わるさまざまな仕事を経験し、自分にできることを増やしておきたいと考えていた。

中型車を運転できる免許を取得したのも、その思いからだった。

そんなときに知ったのがRESENSEだった。

それまで扱ってきたのは、ほとんどが国産車。一方、RESENSEには輸入車もあれば、年式の古い車もあり、ときには普段なかなか目にすることのない車も入ってくる。

「RESENSEなら、これまでにないいろいろな経験ができそうだと思いました」

当時、求人情報にディテーリングや陸送の募集が出ていたわけではない。それでも、ウェブサイトの問い合わせフォームから自ら連絡した。

やりたい仕事が募集されるのを待つのではなく、自分から扉を叩いた。

その選択が、現在の仕事につながっている。

お客様の喜びを想像しながら 佐加良友貴さん スタッフインタビュー

一台を任せられる人に

RESENSEに入ってから、佐加良さんの仕事の幅は確実に広がった。

ディテーリングだけではない。

整備の補助に入り、これまで触れてこなかった輸入車や古い車にも向き合う。

そして、もうひとつ大きな役割となっているのが陸送だ。

貴重な陸送の戦力として、県外への納車に出ることも少なくない。

扱う車には高額なモデルも多い。距離が長くなれば、それだけ気を配る場面も増える。

積み込みから移動、積み下ろし、そしてお客様への引き渡しまで、最後まで気を抜くことはできない。

責任は大きい。

それでも、自分が仕上げた一台を、自分で届けられることが嬉しいという。

以前は「いつか独立したい」と考えていた佐加良さん。その思いがなくなったわけではない。

ただ、RESENSEでさまざまな仕事を経験するうちに、少し考え方が変わってきた。

「今はここで、何かひとつ、深く突き詰めたいと思っています」

ひとつのことを突き詰め、自分にしかできない仕事をつくる。それが結果として、車を受け取るお客様の喜びにもつながっていく。

車を磨くことから始まった仕事は、いつの間にか、その一台を待つ人のもとへ届けるところまで広がった。

ディテーリングも、陸送も、整備も。経験を重ねた先に、「これは佐加良に任せれば大丈夫」と言われる仕事をつくる。それが今の目標だ。

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